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東京オリパラ使用木材が変身 木育推進へ 子どもの遊具に

世界の選手たちを支えた木材が、次世代を育む遊具に生まれ変わります。
秋田公立美術大学は大館市と協働で、東京オリンピック・パラリンピック「選手村ビレッジプラザ」の建設に用いた大館市産の木材を再利用し、遊具を制作しました。 遊具は12月22日、ニプロハチ公ドームパークセンターにリニューアルオープンする「子どもの遊び場」に設置されます。

全国の木材が東京オリパラ選手村で使用

東京オリンピック・パラリンピックは、環境に配慮した持続可能な大会の実現のため、競技施設などへの木材利用が計画されました。大会期間中に選手の生活を支えた「選手村ビレッジプラザ」は、大館市を含む全国63自治体からの木材を使用して建設。大会後に解体された木材は全国各地でレガシーとして活用されています。大館市では、戻ってきた木材の一部を子どもたちの遊具へと再活用することとし、美大が設計・制作に取り組みました。

選手村ビレッジの建設に使われた木材。オリパラのロゴマークが焼き印されています

子どもも大人も木を体感

制作した遊具は、すべり台やトンネルを併設した「トンネルの広場」、おもちゃを入れて運べる「木の車」、子どもたちが遊ぶ姿を保護者の方々が見守ることができる「見守りのベンチ」など、大人も子どもも自然に木に触れ合える遊具になっています。
子どもたちはすべり台を滑ったり、トンネルをハイハイでくぐったり。スロープに腰掛けてみたり、でこぼこしたところを歩いてみたり…。屋内ですが、のびのびと全身を動かして楽しむことができます。
オリパラのレガシーを次世代に継承し、子どもたちが木材や森林とともに健やかに成長することを後押しいたします。

設置予定の遊具CGイメージ(※実際のものとは異なる場合がございます)

県内の木工事業者が設計・制作に協力

プロジェクトは秋田公立美術大学の今中隆介教授(ものづくりデザイン専攻)が中心となり、設計や制作には、有限会社萩原製作所(秋田市)、株式会社県北パネル(能代市) 、藤島木材工業株式会社(北秋田市)、HOLTO(北秋田市)、fuuukei(由利本荘市)など、「ORAeアキタファニチャー」メンバーである秋田県内の木工事業者のご協力をいただきました。

運搬される木材
子どもたちが安全に遊べるよう加工していきます

かつては東京オリンピック・パラリンピックに出場した選手を支えた木材。新しい姿に生まれ変わり、子どもたちの成長を支えてくれることでしょう。

12月22日「子どもの遊び場」リニューアルオープン

遊具は、12月22日にニプロハチ公ドームパークセンターにリニューアルオープンする「子どもの遊び場」に設置されます。ぜひお訪ねください!
■日 時:12月22日(木) 10:30〜
■場 所:ニプロハチ公ドーム・パークセンター(大館市上代野字稲荷台1-1)
    ※ドームとなり

Information

選手村ビレッジプラザ提供木材再加工プロジェクト

■プロジェクトメンバー
大館市
今中 隆介(秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻)
有限会社萩原製作所
株式会社県北パネル
藤島木材工業株式会社
HOLTO
fuuukei

■コーディネーター 
小野 真利江(NPO法人アーツセンターあきた)
伊藤 あさみ(NPO法人アーツセンターあきた)

■お問い合わせ
NPO法人アーツセンターあきた TEL.018-888-8137

※本事業は、大館市から「選手村ビレッジプラザ提供木材再加工及び木育空間整備業務」として委託を受け実施しています。

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

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