arts center akita

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リサーチを重ねたり、コーディネーターと対話を重ねる中で刻々と変化するラボ・フェローのプラン。11月3日(日)より、順次プランの公開が進みますが、公開当日までにはさらにプランの内容が変化しているかもしれません。それも公開までのお楽しみ!

居村 浩平|目が合った人の真似をする

  • 企画概要
    私と目が合った人を対象にして、その人の表情、動作、ふるまい、口調などを真似する即興パフォーマンスを行う。パフォーマンス中は常に誰かを観察し、真似をし続け、その行為を映像やスケッチ、文章にしてアーカイヴする。普段人びとが何気なく行うふるまいを、身体やその場所に落とし込みたい。 また、このパフォーマンスの他に、秋田の地域性についてもリサーチしたい。暗黒舞踏を生んだ土方巽や、その土方の故郷にある西馬音内盆踊りなど、秋田は「踊り」が生まれやすい文脈にある空間なのかもしれない。秋田の人びとと視線を交わすことをきっかけに、これまでとは異なる秋田の踊りを生み出したい。
  • 会期・会場
    <パフォーマンス>
    2019年11月3日(日)~11月9日(土)
    フォンテAKITA6階情報発信コーナー、6階市民学習スペース外側、秋田市内各所
    <記録資料展示>
    2019年11月10日(日)~12月22日(日)
    フォンテAKITA 7階特設会場

Profile

居村 浩平
高知県生まれ。大学では近代以後の美術を専攻。「アートとは何か?」という問いを軸にジャンルにとらわれない制作活動を行う。その制作の中で、東日本大震災から影響を受けたこともあり、卒業後は福島県に移住。近年は人として地域に関わることと、アーティストとして関わることのちょうど良いバランスを探している。

▸コーディネーター 島崇
秋田ではよく人と目が合う。なぜだろう。人が少ないからだろうか。私たちは生まれてから周りの人の真似をして成長してきた。赤ん坊がこちらを凝視するのもそのためだろう。居村は目があった人の真似をするという。そうして秋田の新しい踊りを生み出したいという。この秋田では何人の人と目を合わすことができるだろうか。きっと死者とも目を合わさなくては数が足りないだろう。そういえば、あんなに多くの人が暮らす東京では人と目が合わないのはなぜだろう。あれは人でないのだろうか。居村を通じてこの町の表情や身振りが知りたくなった。それは一体誰のコピーなのか。どんな背中で、どんな指先なのだろうか。

フォンテAKITA6階情報発信コーナーは、市民の憩いの場

酒井 和泉|無いものねだりフェスティバル

  • 企画概要
    日常をせわしなく生きていると、昔はあったはずの素敵なものがなくなっていたり、突然迷惑極まりないものが作られてしまったりすることに気づけない。
    人間サイズの「現在の秋田県ぬいぐるみ」をショッピングモールに設置し、来場者にはぬいぐるみ上に、秋田にあって欲しいもの・なくなってほしいものを思う存分メモしてもらい、1日ずつぬいぐるみで秋田県をアップデートしていく。曜日や時間帯によって変わっていくような軽い願望も大切に「ほしい」と「いらない」を遊び感覚で考え、自分達が秋田で幸せに暮らすために必要な行動を思うきっかけを作る。
  • 会期・会場
    2019年11月3日(日)~11月27日(水)
    秋田オーパ5階特設会場
    2019年12月3日(火)~12月16日(月)
    秋田市にぎわい交流館AU1階「まち発見・発信ステーション」
    ※(2019年11月27日追記)会期・会場が一部変更となりましたので、ご了承ください。

Profile

酒井 和泉
幼少の頃より母の精神科での療養に付き添っていた経験から、人を癒すための芸術や、人同士のこころの繋げ方を探り、主に病院でボランティアをしながら、五感に訴えるような立体を制作している。人と人を柔らかく繋ぎ、どうすればより多くの人が心地よく幸せに生きられるかについて関心をもっている。

コーディネーター 宇野澤昌樹
人の意識とは、目に見える形をもっていないから、本当にはどういうものなのかわからない。とはいえ、人の意識の集合が世界をかたちづくる要素であることを否定もできない。
秋田の人が何を欲していて、何をいらないと思っているのか。「いる/いらない」の基準は個人によって違うだろう。形になる前の秋田、秋田の予感、ありえるかもしれない秋田の姿。秋田の最大公約数が導き出す「秋田の人」のイメージも興味深いが、そこから外れる一人ひとりの個性が実は秋田の豊かさではないだろうか。秋田に住む人、秋田を訪れる人のバリエーションの多様性が、秋田の可能性の大きさになるだろう。