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自分なりのまちの楽しみ方を開拓する 「まちあるきツアーをつくる」開催

秋田市中心市街地活性化協議会が主催し、中心市街地を歩いて楽しむツアー企画シリーズ「マチアルキ」。第1弾は、RADをアテンダントに迎えた「まちあるきツアーをつくる」を開催。高校生や大学生と一緒にまちの新名所を探ります。

秋田市中心市街地活性化協議会が主催し、NPO法人アーツセンターあきたが企画運営に協力してツアー企画シリーズ「マチアルキ」を開催。

第1回目は、建築リサーチプロジェクトのRAD―Research for Architectural Domainをアテンダントに迎えて、「まちあるきツアーをつくる」と題し、自分たちでまちの楽しみ方を開拓する、まちあるきツアーをつくるワークショップを開催しました。

日頃はカラオケをする程度でしか中心市街地に足を運ばない、という高校生や大学生が参加者の中心。2つのチームに分かれて、秋田市民市場をスタートし、それぞれに仲小路・中通や大町・南通りを、興味の向くまま、気になる方角にリサーチを進めました。

コーヒーのいい香りが漂うカフェ
気になる家具屋さんを発見

参加者の視点でまちの新名所を探る

2時間弱のリサーチのはずが、歩き出すと気になるスポットが沢山。お店に入ってお話を聞きだすと、時間があっという間にすぎていきます。しまいにはチームがさらに分裂して4つで行動することに。

路地裏の画廊や書店、まちの変化を見つめつづける食器店に、人気のパン屋。
マイクロブルワリーに、こだわりのダイナーなど。
参加者からは「こんなお店があるなんて知らなかった」、「ここはまた来たい!」という感想が聞かれました。

実際にまちを歩いてリサーチした後には、気になるスポットの情報を地図にまとめて1つのツアーに仕立てます。そして、「誰かに教えたい」、「友だちと一緒に訪れたい」そんなまちをめぐる2つのツアー企画ができあがりました。

2つのツアー企画や今回のリサーチで発見したスポットの情報は、改めて地図にまとめて年内を目処に公開予定です。お楽しみに!

リサーチの結果を地図にまとめる

次回のツアーは、SPACE LABOをみに行こう

ツアー企画シリーズ「マチアルキ」は、あと2回。
次回は、秋田市文化創造交流館(仮称)のプレ事業として開催中の「SPACE LABO」をみに行くツアーです。

秋田駅前の商業施設内の空きスペースを”クリエイトスタジオ”と見立てて、書類選考で選ばれた7組のラボ・フェローが、展示やパフォーマンス、リサーチ、滞在制作などのプランを展開します。11月10日(日)には、ラボ・フェローに直接話を聞きながら、創ることと暮らすことを考える「対話のスタディツアー」を開催。ぜひご参加ください。

Information

マチアルキ

①まちあるきツアーをつくる
■ 日時:2019年11月3日(日)13:00~17:00
■ 集合場所:秋田市民市場 2F会議室(秋田市中通四丁目7-35)
■ アテンダント:RAD ―Research for Architectural Domain―

②SPACE LABOをみに行こう「対話のスタディツアー」
■ 日時:2019年11月10日(日)14:00~16:00
■ 集合場所:秋田公立美術大学サテライトセンター
(秋田市中通二丁目8-1 フォンテAKITA 6F)

③SPACE LABOをみに行こう「鑑賞のガイドツアー」
■ 日時:2019年12月15日(日)10:00~12:00
■ 集合場所:秋田公立美術大学サテライトセンター
(秋田市中通二丁目8-1 フォンテAKITA 6F)

《お申込み・お問い合わせ》
NPO法人アーツセンターあきた
TEL 018-888-8137
E-mail info@artscenter-akita.jp

チラシダウンロード(PDF)

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた 事務局長

三富章恵

静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より、独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ(フィリピン)において青少年交流や芸術文化交流、日本語教育の普及事業等に従事。
東日本大震災で被災経験をもつ青少年や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業を行う一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。

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