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BIYONG POINTで大関智子個展「山なみと恐れのむこうに」

秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINTで9月2日から、大関智子個展 「山なみと恐れのむこうに」が始まります。日本画に親しんでいただく機会として、小学生を対象にした日本画のワークショップも開催します。

秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT(ビヨンポイント)で9月2日(日)~9月30日(日)、大関智子個展 「山なみと恐れのむこうに」を開催します。

大関智子は、自然や生き物の声を感じ取り、まるでそこに命や時が宿ったと感じさせる絵を日本画の手法をもって描くことを特徴としています。今回の展覧会では、あったはずの植物園がときの経過とともに機能を失い、草むらへと姿を変えてしまった様相を“無意識の恐怖”と捉え、移り行く自然の流れに逆らう自身の葛藤を巨大なキャンバスに表現します。

日本画は、膠や岩絵具といった、自然の中にある鉱石や土、動植物等、身近に得られるものを色材として用います。今回はより日本画に親しんでいただく機会として、小学生を対象にした日本画のワークショップを開催します。

大関智子Profile
1981年秋田県由利本荘市生まれ。2005年筑波大学芸術専門学群卒業。2008年筑波大学大学院芸術研究科修了。日本画材と鉛筆を用いて、平面作品の制作に取り組む。2017年より秋田公立美術大学助手。

大関智子個展「山なみと恐れのむこうに」

会期:2018年9月2日(日)~9月30日(日)9:00~18:00(入場無料)
会場:秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT
(秋田市八橋1-1-3 CNA秋田ケーブルテレビ社屋内)

日本画ワークショップ「い・ろ・は・に・ほ・ん・が」

日本画を描くための材料と方法のい・ろ・はを学びます。
開催日時:2018年8月25日(土)
午前の部9:30~12:30、午後の部14:00~17:00
対象:小学生(保護者も一緒に見学可)
参加費:700円 ※ワークショップ2日通し参加の場合は1,000円となります。

日本画ワークショップ「絵とお話してみよう」

絵を見て感じた音や声、みえたものをもとに自由に物語をつくり、好きな材料を使って写しとります。
開催日時:2018年9月1日(土)
午前の部9:30~12:30、午後の部14:00~17:00
対象:小学生(保護者も一緒に見学可)
参加費:500円 ※ワークショップ2日通し参加の場合は1,000円となります。

ワークショップ参加申込み

NPO法人アーツセンターあきたまでご連絡ください。
TEL: 018-888-8137 E-mail: info@artscenter-akita.jp

(2018.8.17プレスリリース)

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

高橋ともみ

秋田県生まれ。博物館・新聞社・制作会社等に勤務後、フリーランス。取材・編集・執筆をしながら秋田でのんびり暮らす。2016年秋田県立美術館学芸員、2018年からアーツセンターあきたで秋田公立美術大学関連の展覧会企画、編集・広報を担当。ももさだ界隈で引き取った猫と暮らしています。

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