arts center akita

暮らすことと創造することの関係を問い直すSPACE LABOの全プランを巡るツアーを開催

秋田市文化創造交流館(仮称)のプレ事業として開催中の「SPACE LABO」。秋田駅前の商業施設内の空きスペースを活用した7組のラボ・フェローによる多様なプランを、今週末一同に公開し、それぞれのプランを巡るガイドツアーを開催します。

秋田からはじめる、新しい挑戦。

秋田市文化創造交流館(仮称)の開館を見据えたプレ事業として、秋田駅前の3つの商業施設内の空きスペースを”クリエイトスタジオ”と見立てて展開するプランを公募。書類審査を通過したラボ・フェロー7組による展示やリサーチ、ワークショップなどのさまざまなプランが今週末一同に公開されます。

いつもは素通りしていた商業施設のあの空間が、まだ足を踏み入れたことのないあの商業ビルの一区画が、ラボ・フェローたちが重ねた試行錯誤や実験を経てどのように変化するのか。SPACE LABOは、暮らすことと創造することの境界や関係を問い直す試みでもあります。

12月15日(日)には、全てのプランを作家や担当コーディネーターの解説付きで巡るツアー「鑑賞のガイドツアー」を開催。現在、参加者を募集中です。お申込みは、NPO法人アーツセンターあきたまで、電話またはメールにてご連絡ください。

Information

SPACE LABOをみにいこう「鑑賞のガイドツアー」

■ 日時:2019年12月15日(日)10時~12時
■ 集合場所:秋田公立美術大学サテライトセンター
(秋田市中通2-8-1 フォンテAKITA6階)
■ 定員:20名
■ お申込み:NPO法人アーツセンターあきた
TEL 018-888-8137
E-mail info@artscenter-akita.jp

酒井和泉「無いものねだりフェスティバル」

秋田の今を見つめ、秋田のこれからを思考する

7組のラボ・フェローによるプランは場所もジャンルも期間も多様。展示やリサーチ、ワークショップ、上映など、様々な挑戦を受け入れる3つのクリエイトスタジオを結ぶことで、秋田の今を見つめ、秋田のこれからを思考する場を創造します。

《ラボ・フェロー》
・居村浩平「目が合った人の真似をする」
会期・会場:
〈パフォーマンス〉
2019年11月3日~11月9日
フォンテAKITA 6階情報発信コーナー、6階市民学習スペース外側、秋田市内各所
〈記録資料展示〉
2019年11月10日~12月22日
フォンテAKITA 7階特設会場

・酒井和泉「無いものねだりフェスティバル」
会期:2019年11月3日~12月22日
会場:秋田市にぎわい交流館AU1階「まち発見・発信ステーション」

・熊谷海斗「参加型オブジェ制作展示『木製幾何学パズル』」
会期:2019年12月7日~12月15日
会場:秋田駅ビル アルス2階特設会場

・植村宏木「もの考-秋田―」
会期:2019年12月7日、8日、14日、15日 12時~20時
※最終日は17時まで
会場:秋田オーパ8階特設会場

・岡﨑未樹「『なくなった』ものを一緒に探しに行くプロジェクト」
会期:2019年12月13日~15日 12時~20時
※最終日は17時まで
会場:秋田オーパ8階特設会場

・佐藤拓実「秋田と北海道をつなぐ」
会期:2019年12月14日~12月22日
会場:フォンテAKITA 6階情報発信コーナー

・虻川彩花「秋田から始まるファッション~個人ブティックを訪ねて~」
会期:2019年12月14日~18日
会場:フォンテAKITA 6階市民学習スペース外側

熊谷海斗「参加型オブジェ制作展示『木製幾何学パズル』」
植村宏木「もの考-秋田-」

Information

SPACE LABO

■ 会期:2019年11月3日~12月22日
■ 会場:秋田駅ビル アルス、フォンテAKITA、秋田オーパ、秋田市にぎわい交流館AU
■ 主催:秋田市
■ 企画運営:NPO法人アーツセンターあきた
■ 協力:秋田ステーションビル株式会社、株式会社秋田ショッピングセンター、株式会社OPA

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた 事務局長

三富章恵

静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より、独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ(フィリピン)において青少年交流や芸術文化交流、日本語教育の普及事業等に従事。
東日本大震災で被災経験をもつ青少年や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業を行う一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。

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