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いっぽ にほ にかほ「ながれ散歩」   山体崩壊で生み出された無数の「流れ山」を楽しむ

【ジオカルチャー研究プロジェクト/参加者募集】
鳥海山の山体崩壊で生み出された無数の「流れ山」は、象潟だけでなく金浦、仁賀保地区にも多く存在しています。ユニークなランドスケープを形成している「流れ山」を楽しむイベントを11月13日(日)に開催。いっぽ、にほ、歩きながら「ながれ散歩」を楽しみましょう。

にかほにユニークなランドスケープを形成する
「流れ山」を歩いて楽しむ「ながれ散歩」

「東の松山、西の象潟」と称されたにかほ市の景勝地・象潟の「九十九島」は、紀元前466年に起きた鳥海山の山体崩壊によって生み出された無数の「流れ山」です。その象潟よりもさらに北側に位置する金浦や仁賀保地区には、実はもっと多くの「流れ山」が存在していることはあまり知られていません。

秋田公立美術大学とにかほ市は、鳥海山の山体崩壊を起源にユニークなランドスケープを形成しているにかほを楽しむ、いっぽ にほ にかほ「ながれ散歩」を企画しました。鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の協力を得て、仁賀保公民館むらすぎ荘を会場に11月13日(土)10:00からレクチャーとディスカッション、仁賀保地区の流れ山をめぐるまちあるきを開催します。
※座談会の講師が変更になりました。急遽の変更となりますことをお詫び申し上げます。

いっぽ にほ にかほ「ながれ散歩」

数多くの「流れ山」が存在する仁賀保地区にて、レクチャーとディスカッション、まちあるきで「流れ山」を楽しむ「ながれ散歩」を開催します。にかほをちょっと違う視点から眺め、一緒に歩いてみましょう。
いっぽ にほ にかほ「ながれ散歩」(PDF)
●日  時:11月13日(日)10:00〜16:00
●場  所:仁賀保公民館むらすぎ荘(にかほ市平沢字馬飼森30)
●座  談  会:
10:00 レクチャー1「流れ山のつくり方・流れ方」
   大野希一|(一社)鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 事務局次長兼主任研究員
   レクチャー2「流れ山の資材性」
   井上宗則|秋田公立美術大学景観デザイン専攻 准教授
11:00 ディスカッション
12:00 昼食休憩
●まちあるき
13:00 仁賀保公民館出発→仁賀保神社→秋葉神社→八幡神社→望海公園
16:00 仁賀保公民館解散
●お申し込み:
参加ご希望の方は氏名・住所(市区町村まで)を下記の申込先までご連絡ください。
TEL.018-838-0349(秋田公立美術大学景観デザイン専攻助手室)
s_ishida@akibi.ac.jp
https://onl.sc/NqcsFsM
●お申し込み期限:11月7日(月)
●注意事項:
・参加費は無料です。
・どなたでも参加できます。歩きやすい服装・靴でご参加ください。
・昼食はご持参ください。
・雨天の場合も開催します。雨具のご準備をお願いします。

仁賀保公民館むらすぎ荘(秋田県にかほ市平沢字馬飼森30)は、JR仁賀保駅から徒歩約7分

にかほ市と秋田公立美術大学による協働プロジェクト
「ジオカルチャー研究プロジェクト」

いっぽ にほ にかほ「ながれ散歩」は、にかほ市・秋田公立美術大学協働プロジェクト「ジオカルチャー研究プロジェクト」の一環。にかほ市内や周辺地域の調査・比較を経てにかほ市の全体的な特徴をつかんでいくなかで、「大地・生態系・人間」の3つの存在区分を総合する新しい概念として「ジオカルチャー・ツーリズム」というビジョンを掲げます。環境としてのジオス(地球)と、これまでに培われてきたカルチャー(文化)のつながりを研究するプロジェクトとして立ち上げました。
自然・ひと・街・歴史・文化・生業などに通底する特性について研究を深めるだけでなく、にかほ市の未来へとつないでいく資源発掘、可能性の発見を目的としています。

Information

にかほ市・秋田公立美術大学協働プロジェクト
「ジオカルチャー研究プロジェクト」

■プロジェクトメンバー
秋田公立美術大学:萩原健一、石倉敏明、井上宗則、尾花賢一
コーディネーター:田村剛、伊藤あさみ(NPO法人アーツセンターあきた)

■委託者
にかほ市

■受託者
秋田公立美術大学

■ジオカルチャー研究プロジェクトに関するお問い合わせ
NPO法人アーツセンターあきた TEL.018-888-8137

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

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