「東の松島、西の象潟」と並び称されたにかほ市の景勝地「九十九島」は、紀元前466年に起きたといわれている鳥海山の山体崩壊によって生み出された無数の「流れ山」です。その象潟よりさらに北側に位置する金浦や仁賀保地域には、実はもっと多くの「流れ山」が存在していることはあまり知られていません。
秋田公立美術大学は、そんな「流れ山」を楽しむイベント「いっぽ にほ にかほ ながれ散歩」を2022年度から継続して開催しています。
2025年度は、3年前の「ながれ散歩」で予定しながら、あいにくの荒天でコースを短縮せざるを得なかった平沢地区を歩きます。鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイドである茂野さんの案内のもと、日常の風景に溶け込む流れ山を歩いて巡りましょう。
いっぽ にほ にかほ ながれ散歩 Vol.4
日 時:2025年11月9日(日)9:50集合
10:00まちあるきスタート、13:00解散予定
集合場所:仁賀保公民館前(にかほ市平沢字馬飼森30)
登る山(予定):清水山、松田山、長磯山、大日山など
ガ イ ド:茂野正信氏(鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイド)
定 員:30名、先着順
▼いっぽ にほ にかほ ながれ散歩(PDF)
■お申し込み
参加希望の方は、保険加入のため、氏名・住所・電話番号・生年月日を次のいずれかの方法で鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会事務局までご連絡ください。
お申し込み先:鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会
【Web】「いっぽ にほ にかほ ながれ散歩」申し込みフォーム
【Tel】0184-62-9777(平日9:00-17:00)
【E-mail】info@chokaitobishima.com
申し込み期限:11月5日(水)
■注意事項
・参加費は無料です。
・どなたでも参加できます。
・歩きやすい服装・靴でご参加ください。
・雨天の場合も開催します。雨具の準備をお願いします。


鳥海山・飛島ジオパークと秋田公立美術大学による連携事業
「ジオカルチャー研究プロジェクト」
「いっぽ にほ にかほ ながれ散歩」は、鳥海山・飛島ジオパークと秋田公立美術大学による連携事業「ジオカルチャー研究プロジェクト」の一環です。
2021年度から2024年度にかけて、にかほ市と秋田公立美術大学が「ジオカルチャー」をテーマに実施した協働プロジェクトでは、ジオ(大地)と地域文化(カルチャー)のつながりに着目し、複数の研究を通して地域資源の発掘を行いました。この基盤を活かし、本連携事業では調査地域を鳥海山麓全体に拡大し、多様な自然・文化資源のさらなる発掘を目指すとともに、その潜在的な可能性を探究しています。これにより、ジオパークに対する地域住民や観光客の興味・関心を喚起し、地域固有の魅力を広く発信することを目的としています。


Information
鳥海山・飛島ジオパーク連携事業
「ジオカルチャー研究プロジェクト」
■プロジェクトメンバー
秋田公立美術大学:井上宗則、石渡雄士、石田駿太
コーディネーター:木田歩(NPO法人アーツセンターあきた)
■委託者
一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会
■受託者
秋田公立美術大学
■鳥海山・飛島ジオパーク連携事業「ジオカルチャー研究プロジェクト」に関するお問い合わせ
NPO法人アーツセンターあきた TEL.018-888-8137