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虻川 彩花|秋田から始まるファッション~個人ブティックを訪ねて~

  • 企画概要
    秋田市内には多くの個人ブティックやリサイクルセンターが存在する。そのような店の個性的で特殊な販売形態に興味を持った。例えばリサーチを行うきっかけとなった「まるきょう」が作り出す空間は、現代に生きる私たちにとって、忘れていた大切な何かを思い出させてくれるような気がする。その正体を掴みたいと思った。そのためにも、店員のおばちゃんたちがいる空間に私が入ることでどうなるのか? 何が生み出されるのか? そのようなことに気を使いながらリサーチを進めたい。そして、秋田におけるファッションセンターの現代における機能を考え、秋田から新しいファッションのあり方を提案したい。
  • 会期・会場
    2019年12月14日(土)~12月18日(水)
    フォンテAKITA6階市民学習スペース外側

Profile

虻川 彩花
秋田公立美術大学在学時代、人の記憶をテーマに作品作りに取り組む。卒業制作では時間の経過と共に水槽に溶ける写真を制作。卒業後、秋田市内でSoZoRoという名前で制作活動を開始。人の記憶から、ものがとどめる記憶の作品化を試みる。主にプラスチック素材の装飾具を作り、ものと人の関わりを常に観察している。

▸コーディネーター 島崇
半年くらい前だろうか、東京の家の近くにあったブティックが閉店して、やきとん屋になっていた。閉店セールの札が貼られていて、いつもの閉店商法だと思っていたら、本当に閉店したのだ。おばちゃんが着るような服を売っていた店である。別に閉店したブティックに思い入れがあるわけではない。そこにブティックがあったなんてすぐに忘れてしまうだろう。虻川は秋田のブティックをリサーチし、新しいファッションのあり方を提案したいと言う。「新しいファッション」とは何だろうか。それは単に身に着けるものだけを指すのだろうか。ブティックが見てきたもの、担ってきた役割とは何だろうか。虻川が仕掛けるこの町のファッションに期待したい。

フォンテAKITA6階の市民学習スペースは、日々中高生や社会人でにぎわう

岡﨑 未樹|「なくなった」ものを一緒に探しに行くプロジェクト

  • 企画概要
    目に見えているものが「なくなる」と人は様々な悲しさに襲われる。しかしその「人」「物」「場所」を想い、考え、行動したという事実から、目には見えないけれど「ある」ものとして捉えられるのではないかと考えた。人口減少、空き家など秋田に暮らしていく中で「なくなる」を感じる。地元の方は「なくなった」ものに対して何を感じているのか、一緒に想い、考え、行動して目には見えないけれど「ある」ものを探してみたい。公開に向けて、住民へのインタビューにより収集したメッセージを何らかのものに届けてもらう。また、メッセージをくれた方がそれを空に放つ様子を記録撮影する等を予定している。
  • 会期・会場
    2019年12月13日(金)~12月15日(日)
    12:00~20:00(12月15日(日)は17:00まで)
    秋田オーパ 8階特設会場

Profile

岡﨑 未樹
秋田公立美術大学3年生。岡山県生まれ。 「いなくなってしまうもの」に対する興味と、それが「あるもの」として感じられていく過程に関心を拡げ、「死の文化」「埋葬方法」を対象に調査と考察を重ねている。主に絵画を制作してきたが、映像も活用して対話した方々の言葉を汲み取るなど、表現の幅を拡げつつある。

コーディネーター 小熊 隆博
岡崎未樹の関心は、「なくなるもの」「なくなったもの」を想い、どのように行動することで、それらが「あるもの」として感じられていくか、にある。 「終わり」に向き合う機会が減るにつれ、私たちのそれに向ける意識もまた薄れつつあるようだ。 愛着ある物の終わり、住み慣れた家の終わり、大切な誰かの人生の終わり。「終わり」の看取り方。東西の文化はその機能をどのように実装してきたのだろう?岡崎の探求は緒についたばかりで、今回はそのささやかな実践かもしれない。 「なくなったもの」に耳を傾けること。送り出す場を作ること。そしてその場に立ち会うこと。アートの「始まり」を予感させるふるまいの先に、送り出す人の「始まり」が立ち現れて欲しい。

  • プレスリリース
  • 地域が芽吹く

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