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秋田にほしいもの、いらないものを考える

次に訪れたのは、秋田オーパ5階の特設会場を会場に、「無いものねだりフェスティバル」を開催中の酒井和泉さん。

会場内では、巨大な秋田県をかたどったぬいぐるみが配置され、壁面には来場者が書き込んだ「秋田にほしいものといらないもの」のアンケートが貼りだされています。アンケートで提案された「秋田にほしいもの」を酒井さんがぬいぐるみに仕立てて、“秋田県”を更新していくという試み。約1週間のうちに、「秋田市にディズニーランドがほしい」、「かわいいうさぎが由利本荘にほしい」や、「同調圧力は秋田からいらない」など、多様な意見が集まっていました。

秋田がイージス・アショア配備の候補地になっていることに関する議論を端緒に、秋田にいるものといらないものを考えるようになったという酒井さん。「ここに関わることから、秋田についての議論がはじまれば」と話します。今回のプランでは、曜日は時間帯によって変わっていくような軽い願望も大切に「ほしい」と「いらいない」を遊び感覚で考え、自分たちが秋田で幸せに暮らすために必要な行動を思うきっかけを作ることを狙いとしました。

秋田にいらない「同調圧力」!?

立場によって異なる、ほしいものといらないもの。

Information

酒井 和泉|無いものねだりフェスティバル

日常をせわしなく生きていると、昔はあったはずの素敵なものがなくなっていたり、突然迷惑極まりないものがつくられてしまったりすることに気づくことができない。「現在の秋田県ぬいぐるみ」を会場内に設置し、来場者に秋田にあってほしいもの・なくなってほしいものをメモしてもらい、日々“秋田県”をアップデートすることで、自分たちが秋田で幸せに暮らすために必要な行動を思うきっかけを創出する。

■ 会場・会場:
11月3日(日)~11月27日(水) 秋田オーパ 5階特設会場
12月3日(火)~12月(月)秋田市にぎわい交流館「まち発見・発信ステーション」(予定)
※(2019年11月27日追記)会期・会場が一部変更となりましたので、ご了承ください。

秋田と北海道をつなぐ

最後は、11月8日から秋田県内でのリサーチをはじめたばかりの佐藤さんにお話しを伺いました。北前船や、アイヌ民族を描いた平福穂庵・百穂親子などを辿り、秋田と自らの出身地である北海道の関係を探っています。

はからずも、秋田県立博物館では、11月17日(日)まで企画展「北前船と秋田」が開催され、11月16日(土)からは、秋田県立近代美術館において「没後130年 平福穂庵展」が開催されるという、強い引きを持った佐藤さん。今後のリサーチの進展が大いに楽しみです。

Information

佐藤 拓実|秋田と北海道をつなぐ

出身地の北海道と東北、秋田。長い歴史のなかで深い歴史をもってきた二つの土地の関係を基軸にリサーチし、その成果を発表する。

■ 会期:2019年12月14日(土)~12月22日(日)
■ 会場:フォンテAKITA6階情報発信コーナー

応募の時点から日々変化を重ね、リサーチや公開制作の過程でも変化を続けるラボ・フェローのプラン。12月15日の最終審査を経て、審査員特別賞1名と、今後のさらなる可能性が期待できるラボ・フェロー若干名については、最終審査においてレジデンス賞が授与され、次年度秋田市内でのレジデンスの機会が提供されます。

今後の進展をお楽しみに。12月15日には、全てのラボ・フェローのプランを鑑賞して回る「SPACE LABOをみに行こう!―鑑賞のガイドツアー」を開催します。

Information

SPACE LABO

■ 会期:2019年11月3日(日)~12月22日(日)
■ 会場:秋田駅ビルアルス、フォンテAKITA、秋田オーパ
■ 主催:秋田市
■ 企画運営:NPO法人アーツセンターあきた

SPACE LABOをみに行こう「鑑賞のガイドツアー」
■ 日時:2019年12月15日(日)10:00~12:00
■ 集合場所:秋田公立美術大学サテライトセンター
(秋田市中通二丁目8-1 フォンテAKITA 6F)

《お申込み・お問い合わせ》
NPO法人アーツセンターあきた
TEL 018-888-8137
E-mail info@artscenter-akita.jp

 

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