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今尾拓真と宮本一行が奏でるVOID(ボイド)
アトリエももさだにて展覧会とパフォーマンスを開催

2019.12.03

秋田公立美術大学の教員・助手・学生・卒業生らで構成される研究プロジェクトチーム「向三軒両隣」。今回はアーティストの今尾拓真を招き、秋田在住の美術家・現代音楽家の宮本一行とともに、アトリエももさだを会場に展覧会とパフォーマンスを展開します。

work with #6(金沢市民芸術村アート工房空調設備)/2019年/素材:空調設備、ミクストメディア
撮影者:tkmorizuru

空白(VOID)に新しい秩序を生成する試み

VOID(ボイド)は英語で「空白」を意味するほか、日本の建築現場では、吹き抜けなど構造物のない空間を指す言葉としても使われています。

今尾拓真は2015年より展示空間の既存の空調機にリコーダー等の楽器を取り付け、場の読み替えを行う「展覧会」を開催し、一方で宮本一行は2012年より自身が環境の一部となってトロンボーンで環境音を調律するように演奏する「パフォーマンス」を断続的に行っています。
両者のプロジェクトは、ある空間や時間の空白(VOID)で、一時的に新しい秩序を生成する試みともいえます。本企画は、その秩序を生成する試みである展覧会とパフォーマンスを伴走させ、そこから生まれうる予期せぬ矛盾や接続の音を確かめるための実験ともいえます。

築80年を超える旧国立農業倉庫に介入する

本企画の会場となるアトリエももさだは、1934(昭和9)年に建設された旧国立農業倉庫を活用した建物です。1995(平成7)年には秋田公立美術大学の前身である秋田公立美術工芸短期大学のキャンパスの一部として活用され、現在その一部をNPO法人アーツセンターあきたが管理しています。

今回、今尾はアトリエももさだ内の展示空間にある空調設備に介入した展覧会を制作し、宮本は大学のキャンパス全域を取り込んだパフォーマンスを展開します。会期は12月16日(月)~12月23日(月)まで。最終日の12月23日(月)18時からはパフォーマンスを行います。

Profile

今尾 拓真(アーティスト)
1992年京都府生まれ。2015年京都市立芸術大学美術学部(彫刻)卒業。2015年に建築のインフラストラクチャ(基盤となる設備等)に彫刻や音響を手掛かりに介入し、場を一時的に読み替えるインスタレーション作品「work with#1(大学会館ホール空調設備)」を発表。以後、集団や都市が形成する広義の制度の中での個人の在り方を、美術作品を制作/発表する過程で模索しながら活動を行う。 代表作に、展覧会「OPEN DIAGRAM」(元崇仁小学校/2016)、「so close, yet so far」(芸宿/2017)、「今尾拓真個展 work with #6-金沢市民芸術村アート工房空調設備-(金沢市民芸術村/2019)」など。

Profile

宮本 一行 (美術家・現代音楽家)
1987年千葉県生まれ。2012年武蔵野美術大学大学院(映像)修了。2009年から2017年まで音環境デザイン事務所[OFFICE SHONO]勤務。サウンドスケープの思想を軸に、表現する場の環境を拡張させる映像音響芸術の実践研究を展開している。代表作に、展覧会「PLAY withSoundscape」(茅野市美術館|2013年~2014年)、公共デザイン「献水プロジェクト」(新宿瑠璃光院白蓮花堂|2014年~現在)、「coMiMinication-森の音」(目黒セントラルスクエア|2017年~現在)、プロジェクト「Performance on Installation」(秋田、栃木|2018~2019年)など

Information

VOID

■ 会期
[展覧会]2019年12月16日(月)~23日(月)
※平日9:00~18:00、土日13:00~18:00
[パフォーマンス]2019年12月23日(月)18:00~19:00
※12月16日(月)~12月23日(月)の会期中、秋田公立美術大学構内各所でも実施
■ 特設ウェブサイト
https://void-info.site/
■ 会場
秋田公立美術大学 アトリエももさだ「作品展示室」
(秋田市新屋大川町12-3)
■ 主催
向三軒両隣×VOID(今尾拓真、宮本一行)
■ お問い合わせ
向三軒両隣
E-mail: mukousangenryodonari@gmail.com
ウェブサイト: https://mukousangenryodonari.cloud/

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