秋田駅直結の秋田駅ビル「アルス」の地下1階(運営:秋田ステーションビル株式会社)に、小学校の夏休み期間に合わせて「あきた まちのえき 夏」がオープンします。親子で様々な創造力を育み、楽しむことができる体験ブースや仕掛けを数多く展開。地元食材を使ったカフェ出店やオリジナル商品の販売のほか、作品展示やワークショップ、トークイベントなども。空いたスペースで休憩も可能です。
今年1月17日~2月16日に開催し、好評を博した「あきた まちのえき」。今回は出店ブースの募集概要も事前に公開し、チャレンジしたい事業者、個人を広く募集します。秋田の豊かな文化資源と現代芸術のもつエネルギーを存分に楽しむこの試みを、ぜひ一緒に盛り上げましょう。
「あきた まちのえき 夏」は、東京藝術大学と東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)による共創事業。東京藝術大学とJR東日本は、包括連携協定に基づき、「アート」を軸とした新しいサービス・価値の提供を目指し、ともに取り組んでいます。本企画では東京藝術大学が培ってきた多様な芸術の在り方を、JR東日本グループのネットワークを活用して地方へと届け、芸術の力で新たな活気をもたらす地方創生を目指します。その取り組みにアーツセンターあきたも協力しています。


つくる・みせる・あそぶ「あきた まちのえき 夏」
夏休み期間の7月19日(土)~8月24日(日)の約1ヵ月を前半と後半の2つの会期に分けて展開します。
■ 日時:
2025年7月19日(土)〜8月24日(日)10:00〜18:00 *火曜定休/8月5日は開場
前半:7月19日(土)〜8月6日(水)[17日間]
後半:8月9日(土)〜24日(日)[14日間]
(8月7日、8日も開場し、一部エリアで展示設営等を公開で行います。一般来場者の入場可能)
■場所:
秋田駅ビル アルス地下1階(秋田市中通7-2-1)
■ 入場料:
入場無料、一部プログラムの参加等に料金が発生する場合があります
■ 主催:東京藝術大学
■ 共催:秋田ステーションビル株式会社
■ 運営:trunk、NPO法人アーツセンターあきた
■ 協力:東日本旅客鉄道株式会社
企画に寄せて
街のなかに、どんな場所があったら素敵だと思いますか?
意外に感じられるかもしれませんが、私たち東京藝術大学をはじめ、芸術文化に携わる人々の中には、街の中にある「居場所」や「場」のあり方について真剣に考え、かたちにしようとしている人たちが増えています。2025 年 1 月から 2 月にかけて開催された第 1 回「あきた まちのえき」は、そんな想いをもとに、秋田駅前にふらりと立ち寄れる場所をつくろうという試みでした。秋田で普段から活動されている様々な出店者の皆さまのご協力のもと、ものを買ったり、食べたりすることはもちろん、人と人とが出会い、言葉を交わし、あるいはゆっくり過ごせるような「まちの中のえき」として、多くの方にお立ち寄りいただきました。
そしてこのたび、今年 7 月から 8 月にかけて、再び秋田駅前にて「あきた まちのえき 夏」を開催できる運びとなりましたことを、ここに嬉しくご報告いたします。
秋田は折しも、竿燈まつりをはじめとする夏の魅力に満ちた季節。どこかに出かけたくなる夏休みでもあります。秋田に暮らす方々にも、旅で訪れる方々にも、「あきた まちのえき」がそれぞれの「自分の場所」として感じられるような場となれば、こんなに嬉しいことはありません。
どうぞ、お楽しみに。西原 珉(東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 准教授 / 秋田市文化創造館 館長)
「あきた まちのえき 夏」は見どころが盛りだくさん
こどもたちが自ら手を動かし、創造力・想像力を育み発揮する場が登場
こどもたちの成長において、重要な創造力と想像力。アーティストの藤浩志とともに、身体を使って思いっきり「つくること」を楽しみ、創造力と想像力を育む場をひらきます。
●こどもたちが主体となって地域に活動をつくる「かえっこ」を定期開催
・こども通貨「カエルポイント」を使って活動とこどもたちをつなぎます
・遊ばなくなったおもちゃをカエルポイントに交換したり、そのポイントでおもちゃを持って
帰ったりすることができます
・おもちゃを持っていなくても、掃除等に参加することでポイントをもらえます
●プラスチックのおもちゃを使用したオブジェやアクセサリーづくりができる工作場を常設
●布やぬいぐるみ等を活用したパペットづくり、その簡易シアターが登場

藤 浩志 Hiroshi Fuji
1960年鹿児島県生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇に没頭した後、公共空間での表現を模索。同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校に勤務し原初表現と人類学とヤセ犬に出会う。バブル崩壊期の土地再開発業者・都市計画事務所勤務を経て土地と都市と人間の欲望を学ぶ。給料一ヶ月分のお米から始まる「お米のカエル物語」、不用品を活用した「101匹のヤセ犬」「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「Jurassic Plastic」等、全国各地で美術表現多数。十和田市現代美術館館長を経て秋田公立美術大学教授、NPO法人プラスアーツ副理事長、NPO法人アーツセンターあきた理事長。
https://www.fujistudio.co
多様な出店者が期間限定で集結!出店者の公募も!
「あきた まちのえき 夏」に参加するアーティストや職人、料理人、学生、起業家、観光客などを募集します。前回は22団体が参加。今回は出店者の公募枠を設けます。出店者として参加する、つくって楽しむ、買って楽しむ等、さまざまな形で「あきた まちのえき 夏」お楽しみください。
● 出店者募集数:
【前半】最大 10 組
【後半】最大 20 組
【キッチン/前後半】各 1 組
● 募集要項:
募集要項ダウンロード
● 応募方法:
Googleフォームより申し込みください(申請料:無料)
https://forms.gle/kePUHD2B8MXLt7uv7
● 応募締切:
2025年6月14日(土)

Information
あきた まちのえき 夏
東京藝術大学と東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)による共創事業。
秋田駅直結の秋田駅ビル「アルス」の地下1階(運営:秋田ステーションビル株式会社)に、夏休み期間にあわせて親子で様々な創造力を育み、楽しむことができる体験ブースや仕掛けが登場します。
■ 日時:
2025年7月19日(土)〜8月24日(日)10:00〜18:00 *火曜定休/8月5日は開場
前半:7月19日(土)〜8月6日(水)[17日間]
後半:8月9日(土)〜24日(日)[14日間]
(8月7日、8日も開場し、一部エリアで展示設営等を公開で行います。一般来場者の入場可能)
■場所:
秋田駅ビル アルス地下1階(秋田市中通7-2-1)
■ 入場料:
入場無料、一部プログラムの参加等に料金が発生する場合があります
■ 主催:東京藝術大学
■ 共催:秋田ステーションビル株式会社
■ 運営:trunk、NPO法人アーツセンターあきた
■ 協力:東日本旅客鉄道株式会社