秋田公立美術大学と秋田赤十字乳児院が連携 9月15日〜「里親制度啓発ポスター展」を開催中！

「里親制度」普及啓発のためのポスター展

秋田公立美術大学では、秋田赤十字乳児院に協力し、「里親制度」普及啓発のためのポスターを3年前より制作しています。

秋田県は、里親制度の普及が全国最下位。この問題を解決すべく、乳児院と准教授の水田圭、コミュニケーションデザイン専攻の3年生が授業として取り組んでいます。

毎年乳児院へ伺い、施設の現状や制度についての学びをふまえデザインを考案していますが、新型コロナウイルスの影響で訪問が中止となった今年は、乳児院が作成してくれた動画をもとに学生がアイデアを構築。25点の作品ができあがりました。

このポスターデザインの展示を、9月15日から、イオンモール大曲を皮切りに秋田県内各所で開催中です。

展示される25作品のうち、乳児院関係者の審査により採用された作品は、秋田県内での里親制度普及のための広報ツールとして、実際のポスターやクリアファイル、ポケットティッシュのデザインなどに使用される予定です。

今年は、ポスターのデザインのみならず、水田の提案により、里親制度の仕組みをわかりやすく視覚的に表現したインフォグラフィックも作成されました。
より多くの方に知ってもらい、理解してもらいたい思いがこめられています。

今年は会場数も増え、これまでは秋田市内のみでしたが、県南でも展示が叶うことに。ぜひみなさま足をお運びください！