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秋田市文化創造館 事業パートナースペース(カフェ・ショップ)運営候補者決定

秋田市文化創造館(2021年3月21日開館予定)の1Fに設置する事業パートナースペース(カフェ・ショップ)の運営事業者を公募し、公開プレゼンテーションを経て、運営候補者1社を決定しました。

秋田市文化創造館の1Fには、事業パートナースペースとしてカフェとショップを設置する計画です。8月中旬より運営事業者の公募を開始し、この度3社にご応募いただき、公開プレゼンテーションと審査を経て、運営候補者1社を決定いたしました。

運営候補者

株式会社スパイラル・エー
(本社所在地:秋田市南通亀の町4-15 ヤマキウビル)

審査総評
 
今回は、3社から応募があり、文化創造館のコンセプトや立地を踏まえた魅力的なご提案をいただきました。それぞれに、1階のコミュニティスペースや、屋外広場、さらには周辺地域への広がりの可能性を示唆した意欲的な提案でした。
 
審査会においては、文化創造館との親和性や、館と連携したイベント等の可能性、事業と連動した商品開発などの能力、事業計画としての実現可能性等、審査基準の諸点を踏まえて議論が行われました。
 
文化創造館は、すべての人や街に対して開いていくことを基本理念としています。その理念を主軸に捉え、外部の事業者との連携を組み込み、それを具体化する空間を提示した株式会社スパイラル・エーの提案がカフェ・ショップの両部門において採用されました。

※後日、公開プレゼンテーションの様子を記録した動画を公開いたします。

公募概要

未来に向けて新しい価値を生み出す「文化創造プロジェクト」の拠点として、出会い、つくり、はじめる場となる秋田市文化創造館。この特徴を捉えながら、「事業パートナー」として、NPO法人アーツセンターあきたと連携し、文化創造館の1F部分や屋外広場等を活用したイベントの企画・運営や商品開発等を積極的に進め、文化創造館の魅力向上に貢献していただける事業者を公募しました。

■ 公募スケジュール
・公募内容公表: 8月17日(月)
・質問の受付及び回答: 8月17日~8月28日(金)正午まで
・施設見学の希望受付: 8月28日(金)17時まで
・施設見学の許可及び日程の通知: 9月2日(水)
・施設見学: 9月9月(水)15時
・参加申込書等の提出: 9月25日(金)17時まで
・公開プレゼンテーション: 9月30日(水)13時~15時45分
・審査会:9月30日(水)16時~17時
・選定結果の通知: 10月1日(木)

■ 審査員
藤浩志(NPO法人アーツセンターあきた 理事長)
柴田誠(NPO法人アーツセンターあきた 副理事長)
三富章恵(NPO法人アーツセンターあきた 事務長)
橋本誠(NPO法人アーツセンターあきた ディレクター)
小杉栄次郎(旧県立美術館利活用調査アドバイザー、秋田公立美術大学 教授)
渡邉靖(秋田商工会議所経営支援部 部長代理)
齋藤一洋(秋田市企画財政部企画調整課 課長)

※公募の詳細については、こちら
※公開プレゼンテーションの概要については、こちら

Information

秋田市文化創造館

2021年3月に開館する、秋田市中心市街地の新たな文化施設。未来に向けて新しい価値を生み出す「文化創造プロジェクト」の拠点ともなります。

藤田嗣治が描いた『秋田の行事』を所蔵・展示し、2013年に閉館した「旧秋田県立美術館」の建物を、中心市街地「芸術文化ゾーン」の核として活用するため、2020年11月まで改修工事を行っています。

住所: 秋田市千秋明徳町3-16
開館予定日: 2021年3月21日
開館準備ウェブサイト: https://www.2020akita.jp/

【お問い合わせ】
NPO法人アーツセンターあきた
TEL: 018-888-8137
E-mail: proposal@artscenter-akita.jp

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた 事務局長

三富章恵

静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より、独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ(フィリピン)において青少年交流や芸術文化交流、日本語教育の普及事業等に従事。
東日本大震災で被災経験をもつ青少年や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業を行う一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。

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