11月1日(日)から秋田市中心市街地で開催する「SPACE LABO 2020」。
JR秋田駅改札サイネージ・駅ビル「トピコ」壁面プロジェクションにて「865mm×1578mmの7連サイネージと15m×7.5mのトピコの壁を水に浮かべる」を公開予定の松田朕佳・雨宮澪は、9月下旬、 男鹿ロケを敢行しました!
松田さん、雨宮さんは、作品のメインビジュアルとなる巨大筏の製作・撮影のため長野・千葉より秋田を訪れ、各地をロケハン。滞在制作の地として男鹿を選びます。
【▼松田さん・雨宮さんによる滞在のレポート(滞在制作のこれまでの過程)】
●9月●
25日 雨宮澪 千葉・大網をキャンピングカーで出発
26日 長野・信濃町で松田朕佳乗車。新潟・柏崎にて親戚の家しげた薬局に宿泊
27日 山形県最上川沿い道の駅とざわ高麗館泊
28日 横手市筏神社参拝。制作の手伝いを買って出てくれた秋田県内在住の金綱志保ちゃんが合流し田沢湖に立ち寄る。秋田駅にてJRの田口さん、斎藤さん、コーディネーターの有馬さんと投影現場見学。男鹿在住の協力者住吉由江さんの家を訪問。住吉家駐車場泊
29日 住吉さんの案内で男鹿市船越海岸散歩、流木が山積みされている場所へ。関係各所に流木の使用と海岸での筏制作活動の許可を得て、このビーチをロケ地と決定。道の駅天王グリーンランド泊
30日 男鹿観光(なまはげ館、男鹿真山伝承館、森の木の実ジュース、男鹿水族館GAO、ゴジラ岩)
●10月●
1日 流木の選別
2日 865mm x 1578mm の7連サイネージ用筏制作撮影
3日 流木で筏の制作
4日 トピコ壁面投影テスト。ホテルメトロポリタン屋上から投影。地上スターバックスの外席から見学。動画の色味チェック
5日 流木だけでは足りないということになり住吉さんの紹介で、男鹿市内のどんぐり農場の資材を見に行く
6日 男鹿在住の協力者渡辺純子さんのお父さんの軽トラをお借りし、どんぐり農場から木製のパレットをお借りし、ビーチへ運ぶ
7日 住吉由江さん、渡辺純子さん、どんぐり農場の真壁洋輔さんに協力いただき、木製のパレットと流木を連結させ海へ引っ張り浮かべる。AKT秋田テレビさんの取材を受け、その日の夕方のニュースで紹介してもらう
8日 ビーチにて筏の材料撤去
9日 どんぐり農場にて木製のパレット返却。産まれたばかりの子ヤギに出会う。鵜ノ崎海岸の美しい夕焼けを見る
10日 秋田出発
11日 栃木県内宿泊
12日 千葉着。投影動画編集開始
秋田では、キャンピングカーに宿泊しながら制作を進め、男鹿はじめ、地域のみなさんに協力を仰ぎながら無事に投影動画の撮影を終えました。
実際の投影日時は下記を予定しています。ぜひご覧ください!
●会場:JR秋田駅 改札上サイネージ・駅ビル「トピコ」壁面プロジェクション
●投影日時:11月1日(日)〜28日(土)
〈サイネージ〉始発〜終電まで随時
〈プロジェクション〉①17:30~ ②18:00~ ③18:30~ ④19:00~
▼滞在制作を終えた松田さん・雨宮さんからのコメント
松田)どうなることかと思ったけど、なんとかなったね。
雨宮)本当だねー。材料とか、ヨシヨシさん(住吉由江さん)が流木が既に十分に集まっているところを教えてくれたし。
松田)そうそう、あれを見た時は本当に、ここで準備が整っているって思ったよねー
雨宮)車でビーチに入れるしさ。
松田)しかも、純子さんと真壁さんの助っ人が大きかったよね。
雨宮)いや、本当に。
松田)ビッケがいてくれたから、夕方にビーチを散歩するおじさんとかと話せたのも良かったね。
雨宮)そう、筏を海に出す日に見にきてくれたりしたしね。
松田)筏の準備が整っていて本当にびっくりした。最終日の鵜ノ崎海岸の夕日は、この世のものと思えないもので。
雨宮)筏に運ばれて、奇跡的なたくさんの出逢いを巡る旅だったね。
ビッケ)ワン