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人々の営みー生活と表現が交わる場としての展覧会 「200年をたがやす」ティザーサイト公開

「200年」という幅で、過去に、そして未来へと、様々な旅路であきたを探る展覧会「200年をたがやす」を開催します。秋田市文化創造館(2021年3月21日開館)を主会場として、オープンスタジオ期間「つくる」(3月21日〜6月18日)、展示期間「みせる」(7月1日〜9月26日)の2期に分けて展開。食・工芸・美術の分野では募集型のプロジェクトも始まりました。ぜひご注目ください!

秋田市による「文化創造プロジェクト」の一環として、展覧会「200年をたがやす」を開催します。
食、工芸、生活・産業、美術、舞台の5つの要素を軸に、「200年」という幅で、過去に、そして未来へと、様々な旅路であきたを探ります。2021年3月からは、秋田市文化創造館(2021年3月21日開館)を主会場として、オープンスタジオ期間「つくる」(3月21日〜6月18日)、展示期間「みせる」(7月1日〜9月26日)の2期に分けて展開します。ぜひご注目ください!

「200年」という幅

200年前は江戸時代。明治維新よりも以前に遡ります。歴史教科書などではあまり区切られることのない幅で物事を捉え、描かれることの少ない無名の人々の営みをたどってみることから、私たちのこれからの生活や豊かさについて模索します。

5つの分野と「つくる」「みせる」

秋田市文化創造館の開館と同時にスタートする、オープンスタジオ期間「つくる」。アーティストや研究者だけでなく、この地域に暮らす多彩な人々と一緒に、食、工芸、生活・産業、美術、舞台という5つの要素について、調査・研究と創作活動を展開します。

そして展示期間「みせる」では、オープンスタジオ期間「つくる」の成果を、展覧会を軸に、公演やイベントなども交えて日々変化する動きのある場として公開します。

コンセプトと5つの分野については、ティザーサイトをご覧ください。

現在、募集中!

■ 食―「あの人から教わったレシピ」募集

秋⽥県内に暮らす⽅を対象に、誰かから教わったレシピ、その方との思い出などに関するアンケートをオンラインで実施しています。3月21日からは秋田市文化創造館の会場内でも受け付けます。

「あの人から教わったレシピ」フォームはこちら

■ 工芸―伝統的工芸品のエピソード募集

秋田の4つの伝統的工芸品(大館曲げわっぱ・秋田杉桶樽・樺細工・川連漆器)にまつわるエピソードをオンラインと郵送で募集中。
3月21日からは会場での記入も受け付けます。ぜひ、皆さんのエピソードをお寄せください。

伝統的工芸品のエピソード応募フォームはこちら

■ 美術―ココラボアーカイブプロジェクト「ココラブ」メンバー募集

2005年に秋田市の川反中央ビルにて活動を始めたアートスペース・ココラボラトリーの15年間の活動を振り返り、紹介するアーカイブプロジェクトを開始。1月19日(火)にはキックオフミーティング(説明会)を開催します。
記録資料の開梱、整理、公開の作業にご協力いただける方、地域の文化をたがやす活動に触れてみたい方を募集しています。

お申込みはこちらから。

「ココラブ」キックオフミーティング
日時:2021年1月19日(火)18時30分~
会場:ココラボラトリー(秋田市大町3-1-12 川反中央ビル1F)

Information

展覧会「200年をたがやす」

https://200years-akita.jp

■ 期間
オープンスタジオ期間「つくる」2021年3月21日(日)~6月18日(金)
展示期間「みせる」2021年7月1日(木)~9月26日(日)
■ 会場
秋田市文化創造館ほか

・主催:秋田市
・企画・制作:NPO法人アーツセンターあきた
・協力:ココラボラトリー(ココラボ アーカイブ プロジェクト「ココラブ」)

・全体監修:服部浩之(インディペンデントキュレーター/秋田公立美術大学准教授)
・キュレーター:のんびり合同会社(矢吹史子)/合同会社 casane tsumugu(田宮慎)/尾花賢一/NPO法人アーツセンターあきた(藤本悠里子、島崇)
・空間設計(建築):海法圭(建築家/株式会社海法圭建築設計事務所)
・デザイン:[グラフィック]佐々木俊(株式会社AYOND)、[ウェブ]谷戸正樹(MYDO LLC)
・プロジェクトマネジメント:鈴木一絵

※展覧会「200年をたがやす」は、秋田市「文化創造プロジェクト」の一環です。

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた 事務局長

三富章恵

静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より、独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ(フィリピン)において青少年交流や芸術文化交流、日本語教育の普及事業等に従事。
東日本大震災で被災経験をもつ青少年や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業を行う一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。

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