arts center akita

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旧県美で実現したい「夢の企画」

  • 若者を対象にした公募による作品発表事業「見ればー(仮称)」
    高校生〜大学院生を対象に映像・平面作品等を公募し、スタジオAの大画面を発表の場とする。大空間で映像、演劇などとのコラボレーションも。
  • 統一テーマによる全館イベント
    月ごとに水、色、食など統一テーマを設け、舞踊、料理、作家の講座などを開催。全館を使って子どもたちが料理、音楽、舞踏、美術等のホンモノに触れ、「好き」が見つかる場になればいい。テーマに可変性を持たせる。
  • 民俗芸能×パフォーミングアーツ
    後継者不足が課題の民俗芸能と、パフォーミングアーツの担い手が協働するワークショップを開催。民謡とダンス、シェークスピアの日本版と番楽を組み合わせたり。民俗芸能学校で担い手を育成し、民俗芸能で食べていける環境を秋田に整備したい。資料のアーカイブも。
  • まちをめぐる数珠つなぎトーク
    まちの歴史を知ることで秋田をもっと好きになる。まちの達人が知り合いを紹介しながらリレー形式でトークイベントを開催。明治〜昭和のまちの歴史紹介とまち歩き、昔あった本屋等、毎回テーマを変える。外から見える空間だったり、テーマによって会場を変えるのもいい。
  • 平野政吉について調べるなべっこ遠足
    世代を超えて平野政吉のことを学びながら屋外空間を使用してみんなで楽しくなべっこ遠足。藤田嗣治の絵をコレクションするなど平野の人生を知り、お腹もいっぱいになってもらう企画。
  • 移動コタツ
    人と人をつなぐコタツで旧県美のいろいろなスペースをハッキングし、偶然居合わせた市民が語り合える場を創出する。街中に出張あり。数珠すなぎトーク、遠足など他のイベントともコラボできる。
  • あきたキッチンスタジアムー文化としての食と酒の再発見ー
    秋田の文化を掘り起こし、芸術文化に興味のない人も旧県美に来るように、食や酒をテーマにイベントを開催。「きりたんぽvsだまこ」など県内の人だけでなく観光客も参加できる仕掛けをつくる。施設をオープンにしていろいろな人が集まる場としたり、キッチンスタジムがでるような設備に。
  • ジャンル・時代・国境を越えた多分野同時多発的移動パフォーマンス
    全館を使って、ちびっこアート劇場、ダンス、民俗芸能、コスプレ大会、昭和のインスタレーションやファッションショー、大壁画制作などを開催。多分野・多世代のパフォーマーが集結し、サーカスのような1週間を繰り広げる。
  • まちのアイデアが生まれるシェアアトリエ(クラフト市)
    旧県美を中心に、まちにアートやクラフトがあふれ出す。中心市街地に点在するパブリックアートや作家のオープンスタジオ、シェアアトリエやクラフト市が展開され、人の回遊が生まれる。旧県美がポータルな情報発信の場として機能し、動線をつくっていく。
  • 家族でお散歩
    旧県美・明徳館・千秋公園でおはなし会や体操教室、芝生で秘密基地、星空見学会、マルシェ、洋服・玩具の交換会等を同時開催。1日中親子で遊べる空間に。育児したいまちナンバーワンの秋田市に。

"実現した”企画として、グループごとにニュース形式で発表。メンターからのアドバイスを受けて、より実現性の高いものとなりました

「これら全ての企画が実現できるのではないかなと思いました。企画は寝かせてしまうと、死んでしまう。いかに動かし続けるかが大事です。分解して小さなステップに分けてもいいので、ぜひ動き続けてほしいですね」(秋田市地域おこし協力隊 石井宏典さん)

「企画提案者同士が関わり合いながら、一緒にやっていけるような企画だなと思いました。自分たちの案を実現することだけにこだわらず、提案者と市民が関わり合いながら持続的な可能性を探っていけたら面白い。それぞれが企画をあたため、運営者、市役所の方にも協力してもらいながらぜひ実現してほしいと思います」(秋田工業高等専門学校 助教・博士 鎌田光明さん)

旧県立美術館が新たな施設として再生されるにあたって、施設の使い方や事業展開の方向性、役割などを考えてきた旧県美再生!ワークショップ「せばなるあきた」。4回のワークショップの成果は今後、運営管理計画素案に反映されていきます。

撮影:小田嶋了是