arts center akita

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NEOびじゅつじゅんびしつ
自分で作ったお皿でおもてなしする店員さんに!

2022.05.23

【こどもアートLabレポート④】
子どもたちが自分たちの手で自分たちの夢を叶えるプロジェクト「NEOびじゅつじゅんびしつ」。2021年度の「NEOび」レポートその2は、「自分でデザインしたお皿で料理を出すレストランの店員になりたい」の活動報告です。メンバー5人は、自作のお皿でみんなをおもてなしできるでしょうか!?

こどもたちが夢の実現に挑戦する
こどもアートLab「NEOびじゅつじゅんびしつ」

秋田公立美術大学が主催する「こどもアートLab」のプロジェクト「NEOびじゅつじゅんびしつ」。柚木恵介Labリーダー率いる2021年度の「NEOび」は、
プロジェクトA「しぜんのものを使ってサバイバル生活をしたい」
プロジェクトB「みんなでデザインしたお皿で料理を出すレストランの店員になりたい」
この2つを実行することになりました。みんなでデザインしたお皿で料理を出したいプロジェクトBは、どんな展開になったのでしょうか?

自分たちでお皿をつくって、
レストランの店員さんになる作戦会議、スタート!

快晴の7月31日、夢に挑戦するメンバーが初めて集まって作戦会議を行いました。プロジェクトBはそれぞれ自己紹介のあと、あかりのリードでスタートです。テーブルの上には図書館から借りた本がたくさん置いてあります。器の作り方や釉薬の調合の仕方…自分たちでお皿を作るための参考にするようです。一方、まっちはスクラップしたオリジナルのレシピ本を持ってきました。

本を眺めたあとは作戦会議の会場である文化創造館の外に出かけてみたり、ブランコに乗ってみたり。館内には川連漆器の職人さんもいて、いろいろ質問をしてみたようです。ついでにお箸をもらっちゃいました。

お皿の作り方やレシピ本などを持ってきてくれました

川連漆器の職人さんからお箸をいただきました。うれしいね!

女子トークで盛り上がったりみんなで「香水」を歌ったり、お昼休憩時間にすっかり仲良くなった5人。午後はお皿について作戦会議です。

お皿の素材は陶器やガラス、テーマはそれぞれが決めて紙粘土で試作していきます。あかりが家から持ってきてくれたのは、紙粘土とラップ、そしてキラキラビーズ! みんなテンションが上がります。ちゃんと人数分用意してくれてました。
その後はメニューを決めたり、担当を決めたり…と思ったらおやつを買いに外へ走り出しました。見守り師たちも必死に追いかけます。計画しなければいけないことはいっぱいあるけれど、まずは仲良くなること優先の5人。

紙粘土とビーズを使って試作していきます。アイデアがいっぱい!

計画を立てながら仲良くなっていく5人。お皿のこと、メニューのこと、それから…

お皿のこと、メニューのこと、場所のこと…

作戦会議2日目! やることがいっぱいあるプロジェクトBですが、まずはお皿をどう作るか調べてきたことをひとりずつ発表することになりました。陶芸家さんのところに行ってきたというみやは、オーブンで焼く陶土でお皿を試作して持参。これに絵の具で絵付けをすれば完成のようです。
それぞれが発表したのは、みやは陶土で作る案と既成のお皿にデザインを転写する案、まっちは陶器のお皿にペンでデザインする案、ひなはガラスで作る案などなど…。さて、どんな方法に決まるのか!?

プロジェクトBには大きな課題がありました。それはどこでレストランを開くか、ということ。あれこれ考えた5人は、思い切って文化創造館のカフェのキッチンが使えるかどうか勇気を出して聞いてみました。どうやらいい返事はもらえなかったようですが、思い切って行動に出ることで見えてきたことがあるようです。

カフェのお姉さんに相談に行った5人。ちゃんとお話ができてよかった!

外に出て、食器専門店の「食器のさかいだ」さんをのぞかせていただきました。5人は店内にあるたくさんのお皿を見て、自分はどんなお皿にしようか、どんなおもてなしをしようか参考にしているようです

しっかり手洗いをしてお昼休憩。おいしいお弁当を食べたら、やっぱり素敵なお皿とお料理でおもてなししたくなりますね

お昼休憩のあとはメニュー表を作成しながら真剣な話し合いが続きます。そして再び、お皿問題に。それぞれの思いがぶつかり合い、認め合い、話し合うほどにお互いの思いを受け入れていきます。
そんな折り、文化創造館のスタッフからキッチンが使えそうな場所の資料をもらいました。電話番号も付いています。でも「電話すること」にハードルがある様子。場所のことよりまずはメニュー表作りを進めていきます。

勇気を出して一歩を踏み出せれば、きっといろいろなことが動き出していくのかも…。

文化創造館のスタッフに相談に行った5人。アドバイスをいただいて、自分たちの行動に移せるかどうか…

オンライン作戦会議!

コロナ禍によって夢の実行日はやむなく延期となりました。本当はいろいろな人を招いて自分たちのレストランを開きたかった5人ですが、この状況ではその場で作って料理を振る舞うことは難しい…。

オンライン作戦会議でメンバーたちは、オーブン粘土で作ったお皿を見せ合いながらアイデアを出し合います。「個包装のお菓子をお皿に置いてスタンプラリーをしたらおもしろそう!」「スタンプは消しゴムハンコはどうかな?」「スタンプ台はショップカードのようにしたらどう?」「スタンプを全部集めた人には何かプレゼントするのもいいかも!」「余った粘土で何か作れないかな?」

延期にはなりましたが、子どもたちの挑戦は続きます!

メンバー5人と見守り師たちがお皿を見せ合いっこして話し合ったオンライン作戦会議