自らの身体的な行為を用いて身の回りの環境との対話を試みるパフォーマンスや、環境を捉え直すことに着目したインスタレーション・アートの制作に取り組む宮本一行(秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科博士課程在籍)の個展「雪面の歩行 Walk on the Snow Field」を、12月25日(月)まで秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINTで開催しています。
▶︎環境と身体的な対話を試みる 宮本一行個展「雪面の歩行 Walk on the Snow Field」
トークイベント「空間と身体のサウンドスケープ」 11/14(火)開催
自らの声や身体をプラットフォームとして、音楽、美術、舞台芸術の境界線を横断するパフォーマンスを行う山川冬樹をゲストにお招きし、トークイベント「身体と空間のサウンドスケープ」を11月14日(火)に開催します。
サウンドスケープとは「音風景」と翻訳される言葉で、環境の音を単体で個別に対象化するのではなく、一つの総体として捉えていこうとする考え方です。
宮本は、サウンドスケープとは外部からの刺激だけでなく、人間が発する音を含めたものであるべきだと考えています。そして、その本来的なサウンドスケープは、自らの身体内部に広がる「音の振動」を触覚的に感じ取ることにも意識を向けることで捉えることができると言います。
イベントでは、宮本が追い続けている本来的なサウンドスケープとは何かという問いに対し、本展覧会における鑑賞体験を起点に、山川と宮本による対談を行います。
[日時]11月14日(火)18:30〜20:00 ※18:00より開場
[会場]秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT
(秋田市八橋南1-1-3 CNA秋田ケーブルテレビ社屋内)
[登壇者]山川冬樹(美術家、ホーメイ歌手、秋田公立美術大学准教授)
宮本一行(秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科博士課程在籍)
参加希望の方は、当日直接会場までお越しください。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
※当日は駐車場が混み合う恐れがございますので、公共交通機関をご利用ください。
Profile 作家プロフィール
宮本一行 Kazuyuki Miyamoto
1987年千葉県生まれ。2012年武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻(修士)修了。
身の回りに潜む音や光などの根源的な現象に着目したインスタレーション・アートやサウンドパフォーマンスを発表。また、身体的な行為を用いて周辺環境との対話を試みる独自の作曲技法を実践している。そのほか、建築家・美術家・音楽家との共同プロジェクトに多数取り組んでいる。
Profile ゲストプロフィール
Information
宮本一行 個展「雪面の歩行 Walk on the Snow Field」
▼ 宮本一行 個展「雪面の歩行 Walk on the Snow Field」DM(PDF)
■会期:2023年9月16日(土)〜2023年12月25日(月)
入場無料、無休
■会場:秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT
(秋田市八橋南1-1-3 CNA秋田ケーブルテレビ社屋内)
■時間:9:00〜17:30
■主催:秋田公立美術大学
■協力:CNA秋田ケーブルテレビ、秋田プライウッド株式会社
■制作協力:NPO法人アーツセンターあきた
■お問い合わせ:NPO法人アーツセンターあきた
TEL.018-888-8137 E-mail bp@artscenter-akita.jp