arts center akita

【民具ラボ】油谷さんと話す会(2月)開催レポート

民具とアートとアーカイブの研究所(民具ラボ)は、収集家の油谷満夫さんにお話を聞く「油谷さんと話す会」を毎月開催しています。2月は「版画」をテーマに開催しました。

民具とアートとアーカイブの研究所(民具ラボ)の活動の一環として、収集家の油谷満夫さんにお話を聞く「油谷さんと話す会」を月1回(第1または第2金曜日)開催しています。毎月異なるテーマを設け、油谷さんが持参されたテーマにまつわる資料を囲みながら、資料や油谷さんの収集活動などについて、ざっくばらんにお話を伺うサロン形式で進行します。

2月は、当日までテーマは秘密。半月をかけて油谷さんが資料を整えて会場に持ち込まれたのは「版画」の数々。浮世絵から、チラシ、カレンダー、年賀状など、時代も作者もさまざまなものばかり。

集まった参加者が三々五々、興味のある資料を見て一息ついた後、油谷さんがご自身に関わる色んな表彰状や委任状、修了証を披露しながら、子ども時代の苦労や青年期の思い出などに話が展開していきました。

神奈川大学で受講した日本民具講座の修了証

参加者からの質問をきっかけに、話題があちらへ、こちらへと派生する油谷さんのお話を一通り楽しんだのち、再び資料を紐解きながら、版画がつくられた時代背景や作品解説などを伺う充実した1時間30分でした。今年度の「油谷さんと話す会」は今回が最終回。

毎回資料を準備するのに半月もかかるのはしんどい、と笑いながらこぼす油谷さん。油谷さんの資料を紐解き、関心を持ってくださる人たちの輪を広げていくために、どんな活動ができるか。次年度に向けて改めて計画を練り直す予定です。今後の展開についても、ぜひ今後もご注目ください。

Information

油谷さんと話す会

油谷満夫さんを講師に招き、油谷さんが集めた物を見ながら、油谷さんのお話を聞く会を開催します。参加者は、油谷さんのお話を聞くとともに、それぞれが得意とする手法(絵、テキスト、動画等)を用いて記録します。記録した媒体は、オンライン上のプラットフォームに格納し、一般にも公開できるよう準備を進めます。

●日時・テーマ
5月9日(金)「万国博覧会(万博)」
6月13日(金)「北前船」
7月11日(金)「人形」
8月8日(金)「油谷満夫 60歳からの人生年表をつくる」
9月5日(金)「布/テキスタイル」
10月3日(金)「秋田市の歴史」
11月7日(金)「秋田美人」 【開催延期】
12月5日(金)「美人」
2026年1月9日(金)「油谷流資料の集め方・調べ方」
2月6日(金)「版画」
18:30~20:00
●会場
秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町3-16)
●主催
NPO法人アーツセンターあきた
 
※Instagram https://www.instagram.com/aburaya.aca/
※Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/907100654833959/

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた 事務局長

三富章恵

静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より、独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ(フィリピン)において青少年交流や芸術文化交流、日本語教育の普及事業等に従事。
東日本大震災で被災経験をもつ青少年や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業を行う一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年4月より現職。

一覧へ戻る