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赤れんが郷土館で山岡惇 木工展 木でつくる そのかたち

秋田公立美術大学は、秋田市立赤れんが郷土館による連携企画「秋田アーツ&クラフツ」の一環として、ものづくりデザイン専攻准教授の山岡惇による個展「木でつくる そのかたち」を秋田市立赤れんが郷土館にて10月26日(土)~11月17日(日)に開催します。

秋田公立美術大学は、秋田市立赤れんが郷土館との連携企画「秋田アーツ&クラフツ」の一環として、ものづくりデザイン専攻准教授の山岡惇による個展「木でつくる そのかたち」を秋田市立赤れんが郷土館(秋田市大町)にて10月26日(土)~11月17日(日)に開催いたします。

「秋田アーツ&クラフツ」は、秋田公立美術大学と赤れんが郷土館が連携し、主にものづくりデザイン専攻の教員・助手らによる研究活動を個展やグループ展形式で紹介する試みとして、今年で5回目を迎えます。

今季は、前期(2019年10月26日~11月17日)に木工を専門とする山岡惇の個展を、後期(2020年3月1日~4月19日)にはものづくりデザイン専攻の教員・助手のグループ展「湧水地点」を開催します。

第4回「秋田アーツ&クラフツ」では前期に森香織染色展「before,after」を開催
ものづくりデザイン専攻の教員・助手の研究成果を発表する「湧水地点」

木でつくる そのかたち

本企画展「木でつくる そのかたち」では、箱・家具・玩具など、主に指物の技法で制作された山岡惇によるクラフト作品を展示いたします。「木材はどれひとつとして同じ色、木目のものはありません。一度きりの出会い。その出会いを大切に、素材の持つ特質をいかすことではじめて、木でしかできない『かたち』が見えてきます」と話す山岡。11月2日(土)14時~15時には、作家による作品解説を行います。

《White・Black・Chair》
《箱・1+2+3》

Profile

山岡 惇 YAMAOKA Atsushi

秋田県秋田市生まれ。山形大学教育学部卒業。上越教育大学大学院修了。秋田公立美術工芸短期大学工芸美術学科助手、講師、准教授を経て、現在秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻准教授。 これまでの活動:第9回全国ウッドクラフト公募展 ウッドクラフト最優秀賞(1996年)/世界木のクラフト展 大阪府知事賞(1999年)/工芸都市高岡2002クラフトコンペティション奨励賞(2002年)/第3回全国「木のクラフトコンペ」特別賞(2004年)/第1回北の動物大賞展 奨励賞(2009年)/第1回スギ・ヒノキの創作玩具公募展 佳作(2014年)/第8回雪のデザイン賞 奨励賞(2015年)/2017津別ウッドクラフト展 審査員特別賞(2017年)/地域ブランド「新箱館家具」デザインコンペ(2018)佳作(2018年)

Information

山岡惇 木工展 「木でつくる そのかたち」

会 期: 2019年10月26日(土)~11月17日(日)
(開館時間 9時~16時、会期中無休)
会 場: 秋田市立赤れんが郷土館 企画展示室
(秋田市大町3丁目3-21)
主 催: 秋田公立美術大学、秋田市赤れんが郷土館
協 力: NPO法人アーツセンターあきた
観覧料: 一般210円(160円)
※高校生以下は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※民俗芸能伝承館との共通観覧料 一般260円(210円)
※()内は20名以上の団体料金
※赤れんが郷土館年間パスポート520円

チラシダウンロード(PDF)

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

高橋ともみ

秋田県生まれ。博物館・新聞社・制作会社等に勤務後、フリーランス。取材・編集・執筆をしながら秋田でのんびり暮らす。2016年秋田県立美術館学芸員、2018年からアーツセンターあきたで秋田公立美術大学関連の展覧会企画、編集・広報を担当。ももさだ界隈で引き取った猫と暮らしています。

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