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誕生から3年の歩みと展開をたどるミニ図録 真坂人形177点を収録!

秋田公立美術大学サテライトセンター(フォンテAKITA6階)で開催中の「真坂人形展」。本展では展覧会記録として、真坂人形誕生から3年の歩みと展開をたどる記録集を作りました。会場でアンケートにお答えいただいた方、先着順に配布中!

誕生から3年。真坂歩の「真坂人形」をアーカイブ

秋田公立美術大学サテライトセンター(フォンテAKITA6階)で開催中の「真坂人形展」。2018年アーツ&ルーツ専攻を卒業した真坂歩が、粘土と言葉をこねてひねって作ること3年、およそ200種類。しかし実物はなく、記録もなく、夜な夜な生み出されては誰かのもとへと嫁ぐ人形を記録にとどめようと企画した本展では、歩みと展開をたどるために散逸する真坂人形の行方を追い、一覧を作成しました。

展覧会記録であるミニ図録(B6版、56頁)は、会場にて、秋田公立美術大学サテライトセンターに関するアンケートにお答えいただいた方へ先着順に配布しています。

本展では、初期の手びねりから型による成形、テーマ性のある集合体まで約200点を展示。在学中の専攻展、卒業制作展の作品やイベント出品作まで、人形たちは独特のゆるさながらちょっと神妙な面持ちでお迎えしています。

図録には展覧会に借用した作品をはじめ、ずらりと並べた真坂人形をできるだけ制作順にまとめて177点を掲載。写真や作品一覧のほか、秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻の教員・助手のコメントなども収録しています。

アーツ&ルーツ専攻在籍時の教員陣(右から服部浩之、石倉敏明、尾花賢一、福永竜也、藤浩志、皆川嘉博、山本太郎)からのメッセージをまとめた「先生、「真坂人形」ってなんですか?」

誕生から現在までの軌跡をたどることで、何が見えるのか。ギャラリーに並べた真坂人形は、どう見えるのか。真坂人形はどこから来て、何者で、そしてどこへ行くのか。図録片手に、愛でながら、ツッコミながら、にやけながらご覧ください。

Information

真坂人形展

チラシダウンロード(PDF)

◼︎会 期:2019年11月2日(土)〜23日(土)10:00〜18:50 ※会期中無休
◼︎観覧料:無料
◼︎会 場:
秋田公立美術大学サテライトセンター(秋田市中通2-8-1フォンテAKITA6階)
◼︎主 催:秋田公立美術大学、NPO法人アーツセンターあきた
◼︎デザイン:越後谷洋徳

◉お問い合わせ
秋田公立美術大学サテライトセンター(NPO法人アーツセンターあきた)
TEL.018-893-6128 FAX.018-893-6136
E-mail info@artscenter-akita.jp

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

高橋ともみ

秋田県生まれ。博物館・新聞社・制作会社等に勤務後、フリーランス。取材・編集・執筆をしながら秋田でのんびり暮らす。2016年秋田県立美術館学芸員、2018年からアーツセンターあきたで秋田公立美術大学関連の展覧会企画、編集・広報を担当。ももさだ界隈で引き取った猫と暮らしています。

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