秋田公立美術大学のNFTアートの取組み「秋美NFTコレクション」は、KDDI株式会社等の協力を得て、2024年12月に第一弾の販売を開始。第二弾は、学内公募で選ばれた8名の作家によるNFTアート作品80点を12月4日(木)にリリースします。
今回は、秋田市ふるさと納税返礼品に加え、KDDI株式会社が運営するプラットフォーム「αU market」においても販売します。
▼「秋美NFTコレクション」第一弾
▼「秋美NFTコレクション」第二弾
NFTアートとは?
NFTアートは、NFT(非代替性トークン)と紐づけられたデジタルアートのこと。コピーや改ざんが容易で希少性の低いデジタルデータを、代替不可能なトークンを紐づけることで唯一無二の価値を持たせることができます。
「αU market」とは?
αU marketは、NFTになじみのない方でも簡単に楽しめるNFTマーケットプレイス。決済にはクレジットカードやauかんたん決済が利用できるため、暗号資産を保有していない方も購入可能です。(購入の際はαU walletのダウンロードが必要となります)
αU wallet:https://web.wallet.alpha-u.io/intro.html
αU market:https://market.alpha-u.io/
「秋美NFTコレクション」第二弾
出品作家をご紹介
第二弾では、在学生・卒業生を対象に公募を実施し、8名の出品作家を選出。
「領域横断」や「複合芸術」といった秋田公立美術大学の基本理念を体現するように、ユニークかつバラエティーに富んだ作品が集まりました。販売開始に先駆け、8名の出品作家をご紹介します。
安藤帆乃香 Honoka Ando
3DCGやインタラクティブな作品を制作しています。
今回出品するNFTにおいても、3DCG作品に挑戦します。
Instagram:@andoucrystal
岩瀬海 Umi Iwase
1998年三重県出身。秋田公立美術大学大学院 複合芸術研究科修了。秋田市在住。個人的な問題を社会と接続するために作品制作を開始。社会から周縁化された人々と、それらへの暴力について考え、ジェンダーやセクシュアリティを主なテーマに彫刻作品を制作する。
https://umi-iwase.jimdofree.com/
ごしゃ未知 Michi Gosha
富山県出身の作家。
現在は秋美に通いながら可愛いという感情や概念についてや、それに付随する様々なものについてを考えること、非暴力と対話についてを作品にすることをしています。
ほしくんというキャラクターを作っています。
X:@gosshaa548
柴田光友 Mitsutomo Shibata
秋田市生まれ秋田市育ち、生粋の秋田人。自称「ふだらく(補陀落)」研究家として、秋田に伝わる御詠歌および風習である、「ふだらく」について研究しています。
YouTube:「ふだらく」研究家・柴田光友
Instagram:@fudaraku_at_akita
ひがれお Higaleo
1995年沖縄県出身、同地在住。秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻卒業、沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科修了。
土産品や手工芸品のリサーチを手がかりに、日常に潜む政治性や歴史の痕跡をたどる作品を制作している。切り絵や映像などを用いて、個人と土地、生活と歴史が交錯する場のありようを描く。2023年まで西永怜央菜名義で活動。
https://higaleona.com/
Instagram:@higaleo.n
藤本悠里子 Yuriko Fujimoto
1994年京都市生まれ。京都造形芸術大学、秋田公立美術大学院にてキュレーション、アートマネジメントを学ぶ。2019年よりNPO法人アーツセンターあきたに務め、秋田市文化創造館の立ち上げに従事。現在は、秋田市文化創造館の運営及び、事業の企画制作に取り組む。
https://www.artscenter-akita.jp/staff/staff-40869
牧野心士 Shinji Makino
1996年秋田県出身。秋田公立美術大学ビジュアルアーツ専攻卒業。グラフィティアーティストとして絵画作品の他、 技法と世界観を活かしたイラスト・グッズなど幅広いジャンルで制作を行う。大学卒業後は 3 年間京都にてアート ホテルやギャラリーなど、新しいアートシーンの立ち上げに関する制作の場に勤務し習熟に励む。
ホームページ:https://shinji-makino.com/
Instagram:@takosukeikabou
64mg
私はミレニアル世代のイラストレーターです。自身の体験を基にし、私の感情や歩んできた道のりを作品に注ぎ込んで創作活動を行っています。
作品の多くは、抽象と具象とが結びついた表現となっています。素朴な線条と色彩を用いて、内面世界を描き出しているのです。
全ての作品は純手描きにより、細部まで何度も磨きをかけ、一本一本の線を注意深く調整して生み出されています。どの作品にも、相当の時間をかけた思考と創作の過程が存在しています。
Instagram:@airi-sasakishuishu37
出品作家展覧会情報
「例えば(天気の話をするように痛みについて話せれば)2025」
卒業生の岩瀬海さんが、「例えば(天気の話をするように痛みについて話せれば)2025」を主催。マネージメント及び出展作家として参画。
■会期:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)10:00〜18:00(入館は17:30まで)
会期中無休。11月29日(土)は13:00開館、12月2日(火)は14:00まで。
■会場:東京藝術大学上野校地大学会館展示室(11月26日(水)〜28日(金))
東京藝術大学大学美術館 陳列館1,2階(11月29日(土)〜12月2日(火))
■観覧料:無料
■主催:東京藝術大学美術学部先端芸術表現科西原研究室、trunk、岩瀬海、櫻井莉菜、中島伽耶子
「六本木クロッシング 2025」
卒業生のひがれおさんが「六本木クロッシング 2025」に出展。
■会期:2025年12月3日(水)〜2026年3月29日(日)
10:00〜22:00 ※火曜日のみ17:00まで
会期中無休
※ただし、12月8日(月)は17:00まで、12月30日(火)は22:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
■会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
Information
「秋美NFTコレクション」
秋田公立美術大学の在学生及び卒業生・修了生によるNFTアート作品です。公募等により選ばれた学生作品で、現在作家として活躍する作家の作品なども並びます。既存の領域に捉われないチャレンジングなNFTアートをご覧ください。
一部作品は、秋田市ふるさと納税返礼品としても出品しています。
▼秋田市ふるさと納税返礼品ページ