arts center akita

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オープニング記念イベント<1>
「アーツセンターあきたのトリセツ」開催!

2018.11.08

NPO法人アーツセンターあきたがこのほど、活動開始から半年を経てオープニング記念イベント「アーツセンターあきたのトリセツ」を開催しました。拠点であるアトリエももさだにて進行したイベントの様子をレポートします。

アーツセンターあきた、発進!

秋田公立美術大学がことし2月に設立したNPO法人アーツセンターあきたがこのほど、活動開始から半年を経てオープニング記念イベントを開催しました。

その名も「アーツセンターあきたのトリセツ」。

この半年間、どんな活動をしてきたのか、これからどんな広がりを見せるのか、企業や自治体と連携して何ができるのかをシンポジウムと懇親会とでお披露目しようという企画です。爽やかな秋晴れとなった10月13日(土)、アトリエももさだを会場に100名以上の方々にご参加いただき、「トリセツ」がスタートしました。

まずは理事長・藤浩志の挨拶と、事務長・三富章恵から紹介させていただいたアーツセンターあきたの行動指針や活動についてお送りします。

10年後、20年後の時代を、アートを生かしてつくっていく。

NPO法人アーツセンターあきた理事長・藤浩志(秋田公立美術大学副学長)

NPO法人アーツセンターあきたはこの4月から動き始めました。手探りでの設立だったため、これからどういうかたちで活動が進むのかも分からないまま始まりましたが、どうにか活動の方向性も見えてきて、動き始めた状態です。こういう形でご披露しながら問題意識を共有できる場を設けることができたことをうれしく思います。

秋田公立美術大学に赴任して、この10月で4年経ちました。それまでは青森県の十和田市現代美術館におりましたが、そこはアーツセンターでもありました。

美術館とアーツセンターの違いとは何かというと、美術館には基本的に、これまでの時代を作ってきたものを保存し、展示し、それを後世に伝えていく機能があります。一方で近年、いろいろな地域にアーツセンターができました。これまでの時代をつくってきたものを扱う美術館に対して、アーツセンターはこれからの時代、10年後、20年後の時代をアートを生かしてつくっていくためにどのような活動をしていくか考え、担っていく役割があると思っています。

十和田にいた頃、秋田に美大ができたと聞いて驚きました。公立の美術大学が設置されてから、秋田にいろいろな教員、助手、研究者などおもしろい人材が集まってくる。各地で活動をつくる仕事をしてきた視点から見ると、秋田市の文化行政がそのまま美術大学というかたちに集結しているように見えました。そこには多くの人材と多くの可能性が集まっていて、それが秋田市、東北全体、ひいては日本全体に影響を与えるようなこれからの時代に必要な新しい価値をつくる重要な場所として、拠点として、この大学は可能性を持っているのだと感じました。

当時から、大学の社会貢献センターには教員と事務局員、助手、学生はいましたがコーディネーターという存在がなかった。そこで、それまでの社会貢献センターを法人化して、新しく専門職としてコーディネーターを抱えながらこれからの秋田を一緒につくっていく拠点としました。企業や自治体と連携し、これからの若い人材に対して大学が本気で何ができるのか。その基盤となる重要な仕組みとしてつくったのがアーツセンターあきたです。大学の一部であるこのももさだの空間も、もっと活用していきたいと思います。こういうかたちで動き始めることに、喜びと興奮と期待を感じています。

秋田には美術大学があり、アーツセンターがあり、これからいろんな人たちと連携して何かができるのではないかと期待されるなかで、活動が動き始めています。一緒に盛り上げていただければありがたく思います。本日は1日、どうかお楽しみください。