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小森はるか+瀬尾夏美「波のした、土のうえ」 二夜連続公開講座

秋田公立美術大学ギャラリー「BIYONG POINT(ビヨンポイント)」にて開催中の小森はるか+瀬尾夏美による第10回巡回展「波のした、土のうえ」。11月15日(木)、16日(金)には2夜連続公開講座が開かれます。

秋田公立美術大学ギャラリー「BIYONG POINT(ビヨンポイント)」では12月2日(日)まで、小森はるか+瀬尾夏美による第10回巡回展「波のした、土のうえ」を開催しています。

10月に開いたギャラリートークでは、映像作家・小森はるかと作家・瀬尾夏美によるアートユニットの活動について、これまでのいきさつや思いを語りました。

2011年の震災時に東北沿岸でボランティアをしたことをきっかけに活動を始めたこと、被災地での人との出会い、これまで紡いできた言葉の数々と映像。
それらはBIYONG POINTの空間の中で、色となり、声となり、余韻となって見る者の記憶の中に刻み込まれます。

11月15日(木)、16日(金)には展覧会関連イベントとして、アラヤイチノで学生向けのトークを開催します。「作品をつくる」行為について、新鮮な学びの場となるはず。ぜひご参加ください。

Information

向三軒両隣トークシリーズvol.07

二夜連続公開講座「被災地で作品をつくる」

①土地に入って作品をつくる/11月15日(木)18:00~20:00
②展覧会をつくり、使う/11月16日(金)18:00~20:00
会場:アラヤイチノ(秋田市新屋表町8-11)

土地に入って作品をつくる場合の調査の方法や関係性の作り方、展覧会をつくる上での実務的な段取りや巡回展というメディアの使い方など、作家活動をするうえで必要な技術や知識について、小森はるか+瀬尾夏美の実践を例にレクチャーを行います。

181115-1116 被災地で作品をつくる

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

高橋ともみ

秋田県生まれ。博物館・新聞社・制作会社等に勤務後、フリーランス。取材・編集・執筆をしながら秋田でのんびり暮らす。2016年秋田県立美術館学芸員、2018年からアーツセンターあきたで秋田公立美術大学関連の展覧会企画、編集・広報を担当。ももさだ界隈で引き取った猫と暮らしています。

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