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「SHOWREEL 境界を行き来するメディアアート」 ライブを無観客で開催

メディアアートから“現在”を思考する展覧会「SHOWREEL 境界を行き来するメディアアート」。緊急事態宣言が発令されたことを受けて、1月16日に開催予定だったライブペイントを前日の15日、無観客で行いました。

緊急事態宣言を受け、ampersand[&]のライブペイントが中止に。
代替として無観客でライブを開催しました

文化庁等主催『ジャパン・ライブエール・プロジェクトinあきた』の一環として、メディアアートから“現在”を思考する展覧会「SHOWREEL 境界を行き来するメディアアート」が1月16日(土)、秋田公立美術大学サテライトセンター(フォンテAKITA6階)で始まります。
16日にはパフォーマンス集団ampersand[&]によるライブペイントを開催予定でしたが、11都府県に緊急事態宣言が発令されたことを受けてライブは中止となりました。SHOWREELの展覧会設営作業が続くなか、代替として無告知、無観客のライブペイントが15日に行われました。

佐藤由郎による映像とライブペイント
ダンサー・振付家の安達香澄
DJ KEYWON

ampersand[&]の佐藤由郎による音と映像とライブペイントに、DJ KEYWONが参加。さらにampersand[&]安達香澄のダンスも加わりました。無観客でおこなったライブの映像は展覧会に作品《Abstract Icon》として落とし込まれます。
踊りと音響、映像、空気感の情報が抽象的に記録されたメディアとしてのキャンバスは、展覧会最終日の31日(日)に背景幕としてパフォーマンス(会場:ABS秋田放送多目的ホール)を再生させます。

「パフォーマンス」
ライブペインティングで完成させた作品をパフォーマンス会場に移動。安達香澄(ダンサー・振付家)、佐藤由郎(映像・空間デザイン)、OVO(音の瞬間をレコードに刻む)によるライブパフォーマンス。
[日時]2021年1月31日(日)15:30~18:00(ダンスは17:30頃からを予定)
[会場]ABS秋田放送 1F多目的ホール
[定員]15名(入れ替え制)

Information

SHOWREEL 境界を行き来するメディアアート

チラシ(PDFはこちら
プレスリリースはこちら
■会 期:2021年1月16日(土)〜1月31日(日)
■会 場:
[作品展示]秋田公立美術大学サテライトセンター(秋田市中通2丁目8番1号 フォンテAKITA6F
[ワークショップ・パフォーマンス]ABS秋田放送1F多目的ホール(秋田市中通7丁目1番1-2号)
■入 場:無料
■主 催:文化庁、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、『ジャパン・ライブエール・プロジェクトinあきた』実行委員会
■企 画:秋田公立美術大学、NPO法人アーツセンターあきた
■お問い合わせ:秋田公立美術大学サテライトセンター TEL.018-893-6128

▼ジャパン・ライブエール ・プロジェクトinあきた https://liveyell-akita.jp/events/showreel

Writer この記事を書いた人

アーツセンターあきた

高橋ともみ

秋田県生まれ。博物館・新聞社・制作会社等に勤務後、フリーランス。取材・編集・執筆をしながら秋田でのんびり暮らす。2016年秋田県立美術館学芸員、2018年からアーツセンターあきたで秋田公立美術大学関連の展覧会企画、編集・広報を担当。ももさだ界隈で引き取った猫と暮らしています。

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