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まちのファサードが変わる
ラジオ局の正面看板を学生がデザイン

2021.09.29

ラジオ番組の出演者やアーティストたちの撮影の場となってきた歴史ある看板がこのたび、学生らの手で一新されました。ラジオ局のエントランスが変わり、通りの景観が変化しています。

ラジオ番組出演者やアーティストの記念撮影のメッカが一新
エフエム秋田外観に注目!

秋田市八橋のエフエム秋田本社。その外観を特徴づけていたエントランスウォールの看板がこのたび、秋田公立美術大学の学生の手で一新されました。
これまでエフエム秋田を訪れたアーティストやラジオ番組の出演者が看板を背景に記念撮影し、SNSなどに投稿してきた歴史ある看板が変わり、通り沿いの景観も変化を見せています。

エフエム秋田エントランスウォール看板改修事業は、エフエム秋田が開局35年を記念して社屋を改修するにあたり、看板も一新しようと秋田公立美術大学に依頼したもの。そこで大学では、これまでカフェの外壁やCNA秋田ケーブルテレビ社屋など秋田市八橋界隈にて景観づくりに関わってきたものづくりデザイン専攻の今中隆介教授を中心に、有志の学生3人がチームを組み、看板の改修事業に取り組みました。

長年、親しまれた歴史ある看板「BEAT 82.8 RADIO」

エフエム秋田のスタッフからレクチャーを受ける3人

「デザイン」を学びながら、看板デザインを提案

看板改修事業に参加したのは、後藤夏希(ものづくりデザイン専攻3年)、斉藤弥琴(アーツ&ルーツ専攻3年)、中川舞(ものづくりデザイン専攻3年)の3人。エフエム秋田の歴史ある看板「BEAT 82.8 RADIO」を一新する事業ということで、身を引き締めて挑みました。現場の確認から始まり、エフエム秋田のスタッフからラジオ局の歴史や番組などのレクチャーを受けながら構想。「出演者やスタッフの皆さんに愛着を持ってもらえるようなデザインにしたい」と、それぞれに看板デザインを模索しました。

デザイナーとして活躍する今中教授と一緒に制作することで、意見の取り入れ方やプレゼンテーションの仕方といった「デザイン」への取り組み方について学びながら、看板デザインを提案。スタッフからのフィードバックを受けて試行錯誤を重ね、最終提案にたどり着きました。
また、施工会社スタッフから施工方法のレクチャーを受けるなど、実際に設置するために必要な過程も経験する貴重な機会となりました。

遠くから見ても、近くから見ても
発見のあるデザインに!

出来上がった看板はこちらです! 本社屋壁面の水色や近隣に配慮した緑の色合いが、外観を爽やかに彩ります。

看板として離れて見るだけでなく、近づいてバックボードとして使う際に楽しませてくれるのが、ラジオ局を想起させる波形のイメージと目に飛び込んでくるイラストレーションです。
看板に近づいて波形をよく見ると・・・
「エフエム秋田のスタジオから生放送でお送りしています。さて、今日のメールのテーマは『◯◯のおともに、ラジオ!』。ラジオって、何かをしながら聴くこと多いですよね。みなさんは何をしながらラジオを聴いてくださっているんでしょうか?」
そう、ナレーションです。ラジオをつけると流れるように耳に入ってくるナレーションがこの波形をかたちづくっているという仕掛けです。そしてマイクやヘッドホンなどラジオ局をイメージさせるアイテムをモチーフにしたイラストと、枠をはみ出すように描かれた秋田犬のイラスト。これらによって、「ラジオを身近に感じてほしい」というエフエム秋田スタッフの想いを表現しました。
秋田犬のイラストは、エフエム秋田の開局当初に用いられていた犬のキャラクターを題材に新たなキャラクターとして制作したもの。愛くるしい秋田犬の姿に、秋田の放送局らしさを表しました。

出来上がった看板は、記者会見のバックボードのような市松模様。ラジオからたくさんの情報が溢れ出すようなイメージに

看板に近づいてみると・・。耳から聴こえるナレーションを目で読みとる面白さ

看板改修事業に取り組んだ斉藤弥琴(左)、後藤夏希(中)、中川舞(右)の3人

遠くから見ても、近くから見ても発見のあるデザインが完成! エフエム秋田のエントランスを、ぜひお楽しみください。

Information

エフエム秋田エントランスウォール看板改修事業

<デザイン>
後藤夏希 ものづくりデザイン専攻3年
斉藤弥琴 アーツ&ルーツ専攻3年
中川 舞 ものづくりデザイン専攻3年
<監修>
今中隆介 ものづくりデザイン専攻教授

■設置日:2021年7月28日(水)
■場 所:株式会社エフエム秋田 本社屋正面
(秋田市八橋本町三丁目7番10号)
■委託者:株式会社エフエム秋田
■受託者:秋田公立美術大学
■企画・制作:NPO法人アーツセンターあきた

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