arts center akita

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◆グループC
「私たちの班では、能代特有の不夜城や郷土料理をつくったりするところがあれば、たくさんの人が来るのではないかと思いました。ちょっと遠いところに行かなければいけないショッピングモールやスケート場などを能代につくればいいと思いました。来年から取り組めるプロジェクトとしては、朝市や屋台がある市場や写真を撮れるスペース、高齢者の方も利用できる娯楽施設があれば能代のいろんな世代の方が利用できると思いました。建物を建てなくてもできるキャンプスペースやドックランなどは、来年のプロジェクトですぐにできると思います」

◆グループD
「僕たちD班では、中期には幅広い世代が利用できる交流施設や、貸したりできる場所、おじさんや子どもが遊べる公園などのアイデアが出ました。中期プロジェクトでは広場やドッグ・キャットラン、バスケットコートなど。短期プロジェクトでは年中行えるキャンプ場がつくれます。長期では広いスペースを活かして、大仏を造ったり、若者が楽しめるアニメイト、サバゲーフィールド、カジノ、クラブ、コンサートなどのアイデアが出ました。短期で来年からは、グランピングや朝市などができると思いました」

◆グループE
「私たちが考えたなかで短期プロジェクトでできるものは、ドックランやキャットラン、イベント会場や屋台村などです。能代の食の体験スペースは短期でできると思います。中長期プロジェクトでできのはレジャー施設で、マリオカートやジェットコースター、観覧車、スポーツジム、遊園園、目立つランドマーク、足湯カフェなどのアイデアが出ました。マリオカートは中長期だけど、来年度から実施するためには三輪車を使ったりとかできるのかなと思います。あと、高級老人ホームをつくって平川先生を喜ばせたいです。泡のお風呂とかだったら、いつまでも若い気持ちでいれるかなって、そういうのも大事だと思います」

◆グループF
「短期プロジェクトでできるものとして、ウォーキングやイベント会場、中期でできるものとしては能代市の食材を使ったカフェや、大型アスレチックや野外スポーツ施設など子どもからお年寄りまで楽しめる公園など誰もが楽しめる施設。長期では能代市にないアウトレットや楽器店などどんな人でも商売ができる自由商売をやろうと思っています。他に娯楽施設としてラウンドワンや水族館、動物園など目立ちやすいところに建設しようと思っています。来年にできるものとしてはドックランやウォーキングコースなどいくつかのスペースに分け、カフェや公園、娯楽施設などを建てたいと思っています」

◆グループG
「気をつけ。礼。G班では中長期プロジェクトとして、ボルダリングがあるラウンドワンのような建物やプールがあるアリナスのようなスポーツ施設という意見が出ました。また、お化け屋敷や映画館など暗闇の建物もいいなと思いました。クリスマスツリーやハロウィーンモール、七夕など季節に合わせてイベントを開催します。他には観覧車やジェットコースター、コーヒーカップなど子どもや高校生などの若い人たちがよく集まって、よく遊べるような施設をつくれるように考えました。アウトドアではBBQやキャンプ場など広い空間でできるものが挙がりました。高台で景色がいいので、外で食べられるカフェスペースがあればいいなと思いました。短期では男子会とか女子会とか、同性で悩みを打ち明けられる場所をつくったり、DSのすれ違い広場みたいに友達がいっぱいつくれる場所があればいいなと思いました」

高校生ワークショップで平元美沙緒さんが描いたグラフィック・レコーディングと各グループが模造紙にまとめたアイデアは、こちらからご覧いただけます。
グラフィック・レコーディング
グループアイデア

「10年後、君たちは大人になっている」

この場所がどうなってほしいかが、どんどん見えていく
井上:皆さん、ありがとうございました。まず初めに、皆さんに約束することは、今日出た意見はすべて記録するということです。発表された内容だけでなく、皆さんに書いてもらった意見は全て記録します。もちろんYOHWM TOWNもちゃんと記録します。
このワークショップの大きな目的のひとつに、北高跡地を知ってもらうというのがあります。今日参加してくれた人の多くが、「北高跡地ってどこ?」というところからスタートしていたと思いました。ただ、今は北高跡地が少し気になる存在になったんじゃないかと思います。そして、皆さんが今日のことを友達に話して、家族にも話していくと、すごい広がりをもっていきます。多くの人にとって北高跡地がどんどん気になる存在になっていくはずです。この広がりがなぜ重要なのかというと、限られた一部の人の強い声で、北高跡地の在り方を決めたくないという思いがあるからです。能代にとって、北高跡地は大切な場所で、その場所の未来を考えることが能代を知るきっかけにもなると考えています。

今日は短時間でこんなにたくさんのアイデアが出てくるとは思っていなくて、非常に頼もしく見ていました。発表のなかで面白いなと思ったのが、ゴーカートを走らせようという「マリオカート」をきっかけにしたアイデア。「マリオカート」をすぐに実現するのは大変だから三輪車でもいいんじゃないか、というノリはとても大切です。そういった実践を北高跡地で繰り返していくことで、この場所がどうあってほしいかが見えてくると思います。こうしたプロジェクトに、能代に残る人はずっと関わってもらう、能代を離れたとしても帰って来た時にはちょっと関わってもらう。そんな関係が生まれれば、とてもうれしいです。今日は皆さん、ありがとうございました。

自分たちの居場所は、どういうところがいいか。
もっとストレートに、10年後を見つめて
小杉:皆さん、たいへんお疲れさまでした。前半には自由な発想から生まれたアイデアがいっぱい出てきていたので、うれしい反面、これらを高校生の皆さんがどうまとめるのか? と少し心配しながらワークを眺めていました。しかし、それぞれのグループが個別のアイデアを活かしながら個性的なまとめを行っていて素晴らしかった! 敷地の具体的な計画と利用方法などにも言及しつつ、「敷地に芝生を張る→そこに人が集まる」というような整備の時間の流れと人のアクティビティーについて説明されていたグループもいて、とても感心しました。また、皆さんの発表から、中高生の居場所、若い人たちが友達や恋人と気楽に一緒に過ごすような場所が、今の能代の市街地には少ないという現実があらためて浮き彫りになったように思いました。

皆さんには、北高跡地利活用のワークショップに引き続き参加してもらい、自分たちが今の街をどう思っているのか、将来暮らしたいのはどんな街なのかということを、もっともっとストレートに発言してほしい。10年後には、君たちは大人になっていて、この場所の主要な利用者のひとりとなっている可能性が大きいのですから、私たちはこういう場所が欲しいということをどんどん発言すべきです。そうした皆さんの意見をしっかりと守り、今の大人たちに伝えていきたいと考えています。このワークショップは今後も継続していく予定ですので、また積極的に参加してもらいたいし、私たちの活動にも、身近なトピックとして注目していただきたいです。
最後になりましたが、今回のWSは松陽高校の先生方のおかげで開催できました。ご協力ありがとうございました。

写真:船山 哲郎

Information

能代北高跡地利活用の可能性を探るワークショップ

■スケジュール
第1回ワークショップ:2021年10月17日(日)13:00〜16:00
第2回ワークショップ:2021年11月28日(日)13:00〜16:00
高校生ワークショップ:2021年12月9日(木)13:00〜15:00
第3回ワークショップ:2022年1月16日(日)13:00〜16:00 延期となりました

■場所
能代市役所 会議室9・10ほか

■プロジェクトメンバー
小杉栄次郎(秋田公立美術大学景観デザイン専攻)
井上宗則(秋田公立美術大学景観デザイン専攻)
船山哲郎(秋田公立美術大学景観デザイン専攻)
田村剛(NPO法人アーツセンターあきた)

■お問い合わせ
NPO法人アーツセンターあきた TEL.018-888-8137
#北高跡地利活用

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