「何でも、アリ。」な動画が集結
全国高校生 何でも、アリ。Creative Award は、新しい芸術領域の創造への挑戦を掲げる秋田公立美術大学が、“何か”に夢中になって取り組む全国の高校生の活動・表現の動画(3分以内)を公募する事業です。
▶︎全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 公式ウェブサイト
本年度は全国各地から188件の応募があり、厳正なる審査の結果、16組の入選者を決定しました。
過去の受賞者
▶︎「全国高校生何でも、アリ。Creative Award 2023」受賞結果
▶︎「全国高校生何でも、アリ。Creative Award 2022」受賞結果
▶︎「全国高校生何でも、アリ。Creative Award 2021」受賞結果
作詞作曲MV撮影!MAD動画にアニメも
今を失いたくない青春が詰まった入選作品16組を紹介
一次審査を通過した16組の動画を紹介します。タイトルはYoutubeの該当動画にリンクしています。
■応募番号007 琴丘高等学校美術部(姫路市立琴丘高等学校)
「琴丘高校美術部の一日2024」
少子化・校舎老朽化にともない姫路市立高等学校3校が統合される事になりました。市立高校の一つである琴丘高等学校も4年後に閉校される事となります。開校110年を超える学校の校舎や学校生活の思い出、美術部の活動の様子を残したくて動画にしました。
■応募番号010 おやこどん(岐阜県立大垣西高等学校)
「A STRONG BOY」
秘密裏に開発していた軍事用最強人型ロボットが開発途中で逃走し、警察らが躍起になって捕まえようとする話
■応募番号012 楽(富山県立高岡工芸高等学校)
「いきもの -曖昧さのもう一方-」
生肉は食べるために加工されたものではあるがそのままでは食べられない。私は、生肉を「生き物と食べ物の両方を併せ持つ曖昧な存在」であると捉えている。しかし、私たちの多くは何の抵抗もなく生肉を食べ物として認識している。そこで私は、巨大な生肉のオブジェを屋外で動かすことによって「生肉は生き物である」という考えを意識させるプロジェクトを行なった。生肉が生きて動いているように見えたら嬉しい。
■応募番号062 蛇平蒼大(青森県立八戸第一養護学校)
「ぼくはマジシャン」
人は自分の気持ちをはっきり言いたくても、直接言葉で伝えるには勇気がいることもあります。あまり良い事でなければ直接言うのは、よっぽどの人でなければためらいます。しかしモヤモヤを溜めていると人間は心が壊れてしまうので、そのようなことが起きないように口に出して言えない言葉を紙に書き出すことで、他人を傷つけることなく発散できます。それが魔法のような効果を生み出すので、書道の筆はステッキのようです。
■応募番号108 早稲田(東京都立つばさ総合高等学校)
「ランナウェイ」
この作品は、クリエイターがアイデアを捨てる際、どんなことが起こっているんだろうかという疑問を、最近私が夢中になっているターミネーター1のようにホラーテイストで撮影してみたいなという欲求から生まれました。
■応募番号110 Samuneko(東京都立八王子桑志高等学校)
「きみへのプレゼント」
「きみへのプレゼント」は、自分で作詞・作曲した楽曲に自分で撮影した映像を合わせたオリジナルMVです。 このMVには、「作曲」をテーマに、もうすぐ会えなくなってしまう大切な人のために、お別れのプレゼントとして曲を作るというストーリーがあります。 あまり自分自身を映したくなかったので、代わりに自分が持っていたぬいぐるみに出演してもらいました。 ぬいぐるみたちが可愛く演奏している姿が見どころです!
■応募番号113 Soin(秋田県立秋田南高等学校)
「大人になんかなりたくない!(feat.初音ミク)」
中1で電子音楽に出会い、そこからどんどん音楽にのめり込んで行きました。その後、「自分のための最高の曲を作りたい!」と思い、作曲を始めました。 色んなジャンルに触れたり、作ったり、紆余曲折を経て、今の僕のスタイルに至ります。僕の曲は、様々な要素が組み込まれていて、そういった僕の音楽史を反映しているように思います。 なんなら、僕自身とも言えると思います。 音楽が好きだという気持ちが、伝わると嬉しいです。
■応募番号115 古太郎(滋賀県立守山高等学校)
「柴又飴切音頭×幻想即興曲 柴又より愛を込めて」
ある日、柴又帝釈天近くにある「松屋の飴総本店」の柴又飴切音頭がショパンの「幻想即興曲」のリズムとぴったり合うことに気が付き、すぐに動画を作りました。 映像は、ショパンと柴又の懐かしさ・哀愁感を表現する為に白黒にしました。 幻想即興曲はGarageBandで作りました。皆さま音量を大に
■応募番号131 エリース(日本航空高等学校)
「【ヲタ芸】高校生打ち師による、本気のサビ技連続」
ヲタ芸のサビ技を連続でやる、「技連」の動画です。 「ヲタ芸」と聞くと、世間的には「なんか変な踊り」というようにあまり良いイメージはないのが実情です。そこで、この動画を通して、「ヲタ芸って実はかっこいいものなんだ」と、少しでも多くの人に知ってもらえると嬉しいです。 また、このために自分でオリジナル曲も作り、それに合わせてヲタ芸をしました。 私の半年間の集大成をご覧あれ!!
■応募番号137 アジャスコピープルズ(東京都立大田桜台高等学校)
「イディオッツ・ドライビング」
制作したオリジナル曲にミュージックビデオをつけようという何気ない会話から始まり、不慣れではあったものの受験勉強の息抜きという名目で友達と和気藹々と楽しみながら撮影に望みました。 編集の技術などまだまだ未熟な点は多いですが、独特な世界観を表現したいという思いから、blenderやグリーンバックを借りるなど工夫し、車がないという状況に負けず制作しました。
■応募番号157 yua(専門学校アートカレッジ神戸 高等課程)
「I’m not lonely」
曲名「I’m not lonely」作詞:自分 音源:fallen ang3lx
1年前まだ弱くて沢山傷ついてた時期に書いた曲です。キラキラしたものばかり追いかけ好かれるため周りに合わせるためにキラキラした物をみにつけて本当の自分を見失いかけていました。キラキラしたものを追わなくても、身につけなくても輝ける、過去の事は置いていこうという曲です。1番しかないですが。いつかフルで出そうと思っています。
※音源に著作物の使用があるため、動画のキャプチャ画像を掲載しています。
■応募番号175 すぷすぴ(三田国際学園高等学校)
「Dream☆Stageへようこそ♡」
ずっとやってみたかった、音源制作、ダンス、動画制作を全て詰め込みました!みんなに楽しくみてもらえますように…☆
■応募番号146 JKメイクアップアーティストみゆう(小松大谷高等学校)
「好きって最強だ」
「好き」って最強だ。メイクは人と人をつなげ、人を笑顔にする魔法である。メイクは娯楽であるようで娯楽以上の価値があると私は思う。これまで国内外問わず総勢70人以上の人をメイクで笑顔にしてきた。「社会課題解決してる?」「受験のため」等をよく言われるが、そんなの私には関係ない。私はただ「好き」だから続けてきた。誰かに「好き」が最強であること、どんな好きなことでも好きが最強であるということを訴えたい。
※音源に著作物の使用があるため、動画のキャプチャ画像を掲載しています。
■応募番号177 そた(大阪府立港南造形高等学校)
「ABCの歌体で表現してみた」
ずっと前からやりたかった体での表現です 人間の汎用性のたかさを生かし、英文字を作ってみました! 個人的に1番体が辛かった文字はGでした 注目してほしいところは、私自身の表情です 文字に込めた気持ちが表情から溢れ出ています 今度は歌ももうちょっと頑張りたいです
■応募番号178 Forever. S(聖光学院高等学校)
「自分の分身を集めてオーケストラ演奏」
オーケストラで演奏したい。 そんな100万円以上もする夢を諦めきれず自分だけでオーケストラを組んで演奏しました。 映像と音は別撮りで、合わせて60テイクくらいしました。 渾身の演奏をぜひお楽しみください!
■応募番号188 電気研究会B(岐阜県立岐南工業高等学校)
「ゆで卵の青春」
ゆで卵の殻を綺麗にむく、そんな単純だけど奥深い研究を私たち2人は3年間取り組んできました。
そして、ゆで卵の殻がツルっとむけ、白身と黄身の分離もできるものを完成する事ができました。
一生懸命に取り組むと、コンクールで評価されたり、テレビ取材を受けたり、仲間が増えたりする経験をしてきました。そして今は、商品化に向けて取り組んでいる最中です。
12月7日(土)には、入選者のみなさんと審査員との合同オンライン交流会を行います。面白かったこと、楽しかったこと、苦労や想いなど、作品制作の背景を伺い、最終審査を行います。金・銀・銅賞や協賛企業賞など各賞は、全国高校生何でも、アリ。Creative Award 公式ウェブサイトやアーツセンターあきたウェブサイトにて12月25日(水)に発表します!
「全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2024」の188組全ての応募動画は、公式HPに掲載されています。
▶︎全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 公式ウェブサイト
やらずにはいられないという熱い想いが込められた、高校生の“今”をぜひご覧ください。
Information
全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2024
■対象:高等学校に所属している生徒
■全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 公式ウェブサイト
■審査員:柚木恵介、田中偉一郎、杉浦由梨、ギャル電、高校生と一緒に地域盛り上げ隊、高校生のごはん応援隊、#さきがけきっかけ情報基地
■主催:秋田公立美術大学
■企画・運営:NPO法人アーツセンターあきた
■後援:文部科学省、秋田県、秋田県教育委員会、秋田市、秋田市教育委員会
■協賛:JR東日本秋田支社、JA全農あきた、秋田魁新報社、TDK歴史みらい館
■問い合せ先:NPO法人アーツセンターあきた(担当:小野、田村)
[TEL]018-888-8137
[E-mail]info@u18cc.jp