arts center akita

つくる・みせる・あそぶ「あきた まちのえき 夏」

2025年1月に開催して好評を博した「あきた まちのえき」。7月19日から、県内外のアーティストなど延べ53組を迎えて「あきた まちのえき 夏」を開催します。

アーツセンターあきた

秋田駅直結の秋田駅ビル「アルス」の地下1階(運営:秋田ステーションビル株式会社)に、小学校の夏休み期間に合わせ、つくる・みせる・あそぶ場「あきた まちのえき 夏」が7月19日(土)にオープンします。

今年1月17日~2月16日に開催し、好評を博した「あきた まちのえき」。今回は出店ブースを事前に公募し、県内のアーティストや職人、料理人、学生、起業家等、会期前後半合わせて27組が参加。工作スペース「かえるラボ/出張ソウゾウカンラボ」や遊ばなくなったおもちゃを交換するプロジェクト「かえっこ」など、親子で様々な創造力を育み、楽しむことができる場が数多く展開します。また、新たな取り組みとして、小さな箱型ブース「ヒトハコ」が登場。作品展示から雑貨などのハンドメイド品の展示・販売など、26組が出展します。
秋田の豊かな文化資源と現代芸術のもつエネルギーを存分に楽しむこの試みを、一緒に盛り上げましょう。

「あきた まちのえき 」とは

「あきた まちのえき 夏」は、東京藝術大学と東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)による共創事業。東京藝術大学とJR東日本は、包括連携協定に基づき、「アート」を軸とした新しいサービス、価値の提供を目指し、ともに取り組んでいます。本企画では東京藝術大学が培ってきた多様な芸術の在り方を、JR東日本グループのネットワークを活用して地方へと届け、芸術の力で新たな活気をもたらす地方創生を目指します。

運営には、秋田を拠点にすべての人が生きやすい環境を目指して活動するコレクティブ「trunk」が参画し、NPO法人アーツセンターあきたも、協力しています。

企画によせて


街のなかに、どんな場所があったら素敵だと思いますか?
意外に感じられるかもしれませんが、私たち東京藝術大学をはじめ、芸術文化に携わる人々の中には、街の中にある「居場所」や「場」のあり方について真剣に考え、かたちにしようとしている人たちが増えています。
2025年1月から2月にかけて開催された第1回「あきた まちのえき」は、そんな想いをもとに、秋田駅前にふらりと立ち寄れる場所をつくろうという試みでした。秋田で普段から活動されている様々な出店者の皆さまのご協力のもと、ものを買ったり、食べたりすることはもちろん、人と人とが出会い、言葉を交わし、あるいはゆっくり過ごせるような「まちの中のえき」として、多くの方にお立ち寄りいただきました。

そしてこのたび、今年7月から8月にかけて、再び秋田駅前にて「あきた まちのえき 夏」を開催できる運びとなりましたことを、ここに嬉しくご報告いたします。秋田は折しも、竿燈まつりをはじめとする夏の魅力に満ちた季節。どこかに出かけたくなる夏休みでもあります。秋田に暮らす方々にも、旅で訪れる方々にも、「あきた まちのえき」がそれぞれの「自分の場所」として感じられるような場となれば、こんなに嬉しいことはありません。
どうぞ、お楽しみに。

東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 准教授 / 秋田市文化創造館 館長

西原 珉 Min Nishihara

あきた まちのえき 夏

● 期間: 2025年7月19日(土)〜8月24日(日)10:00〜18:00
[前半]7月19日(土)〜8月6日(水)[17日間]
[後半]8月9日(土)〜24日(日)[14日間]
※火曜定休(8月4日は開場)
※8月7日(木)・8月9日(金)も開場。一部エリアで展示設営を一般公開で行います。
● 会場: 秋田駅ビル アルス地下1階(秋田市中通7-2-1)
● 主催: 東京藝術大学
● 共催: 秋田ステーションビル株式会社
● 運営: trunk、NPO法人アーツセンターあきた
● 協賛: 秋田プライウッド株式会社
● 協力: 東日本旅客鉄道株式会社 
● 後援: 秋田県、秋田市、秋田公立美術大学、秋田魁新報社、ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、朝日新聞秋田総局、読売新聞秋田支局、毎日新聞秋田支局、秋田経済新聞、CNA秋田ケーブルテレビ

入場無料、一部プログラムの参加等に料金が発生する場合があります

総勢27組の多彩な出店者が参加

秋田県内外から、アーティストや職人、料理人、学生、起業家等の総勢27組が参加。

■ 全期間出店

yuragi(ゆらぎ)

海に漂着する海洋プラスチックを使ったアクセサリーの販売。新たな価値観で環境問題を楽しく身近に。
https://www.instagram.com/one_over_f_art
#物品販売 
#ワークショップ

SHIRUFO

様々な社会問題について楽しく身近に考え続けるためのステッカーの販売。
https://shirushi.sylvester-shifu.com/
#グッズ販売

PARK-いきるとつくるのにわ

活動紹介展示。企画を考えるためのワークスペースや植物栽培コーナーも。
https://www.instagram.com/park_akita/
#活動紹介展示
#イベント

Bon Cadeau(株式会社イシカワ)

文房具、ハンドメイド、オリジナルグッズの販売。ワークショップも開催予定。
https://iskw.gicz.tokyo/
#物品販売
#ワークショップ

アーツプラス現代芸術研究所

現代アートとのおしゃべりを楽しめるアートカードゲーム「PLAY!たぐコレ」の自由体験コーナーと、県立美術館と千秋美術館で開催する「ミネバネ!」展の紹介。
https://artsplus.jp/
#展示
#体験

わーるどおぶえりたまげーろ

「げーろ」たちが織りなす、思わず笑顔になれるカラフルで癒しのデジタルアート販売。
https://www.instagram.com/world_of_eritamagero/
#展示販売

iimon nippon

ノンカフェインのブレンド茶や、お供にぴったりな豆菓子、クラフト雑貨の販売。
https://www.instagram.com/iimon.nippon/
#物品販売

ORAeアキタファニチャー

秋田の木材を使った手作りの木工製品の展示販売。会期中にワークショップやトークイベントも開催。
https://orae.jp/
#展示販売

全自動さじなげ委員会

秋田県内の廃墟や廃校を散策し冊子や写真集を制作している。今回は珍品もお披露目するかも?!
https://www.instagram.com/sajinage_l/
#グッズ販売

trunk

trunk(トランク)の活動を記録したZINEと、自家栽培したヘチマのスポンジの販売。
https://www.instagram.com/trunk_akita/
#展示販売

キッチンスペース

シェアキッチン 「6坪カフェ」

秋田市四ツ小屋で「やりたいことを、やりたいと思った時に」をテーマに、食を通じて夢と想いを後押しする場作りを実施。来る日によって彩り豊かな多ジャンルの異なる味と人と物語をお届け。
https://www.instagram.com/6_tsubo_cafe/
#飲食販売

SCOOPS(すくーぷす)

秋田の野菜や果物を使ったアイスクリームサンドを販売。秋田でこんなアイス食べてみたい!アイデアも募集。
https://www.instagram.com/scoops_akita/
#アイス販売

椅子と珈琲 雲の巣

秋田市土崎にある、倉庫をリノベーションした工房兼カフェ。スイーツやドリンク、グッズなどの販売を行う。
https://www.instagram.com/kumono_kissa/
#飲食販売

■ 前期出店 7月19日(土)〜8月6日(水)

ロボットシティ

オリジナルロボットの展示と、パウルブロックの体験ブース。自由に作ってアイデアを形にしよう!
#ワークショップ
#作品展示

音楽教室むじか(Musica Ritmica)

音楽にあわせて親子で楽しむ音楽遊び体験ブース。0歳から参加OK♪
https://www.a-non.online/
#リトミック
#音楽あそび

■ 後期出店 8月9日(土)〜24日(日)

スナックルーム巣

タロット占いと、オリジナルノンアルコールドリンクの販売。
https://www.instagram.com/6___rooms___6/
#占い
#展示
#販売

(株)津田土木建設

自然を模したアーケードゲームの体験ブース。夢中になりすぎないようご注意を。
#遊技
#アミューズメントゲーム

Atelier freux (アトリエフルー)

鉱物標本やアクセサリーの販売。地球の不思議・美しさが詰まった鉱物の魅力をお届け。
https://www.instagram.com/atelierfreux/
#鉱物標本
#アクセサリー

crayon.popopo

カラフルで可愛い、知育玩具としても大人気のカスタムクレヨンを販売。
https://www.instagram.com/crayon.popopo/
#物品販売
#カスタムクレヨン

VividWeather&童心屋

針金を使った独自の技法によるアクセサリー販売。粘土等での立体造形立体造型作品も。
https://www.instagram.com/doushinya_vividweather/
#作品展示
#物品販売

十文字和紙愛好会

横手市で作られる手漉き和紙「十文字和紙」の作品を展示。紙の魅力を発信。
#作品展示
#物品販売

手づくり雑貨と文房具の店 1ccoo

ハンドメイドアクセサリー、雑貨、オリジナル文房具を販売。
https://www.instagram.com/reel/DLMeix5T7IF/
#物品販売

民具ラボ出張所

収集家・油谷満夫さんの民具の紹介と保存・継承、活用に向けた研究活動の一部を展示。
https://www.instagram.com/aburaya.aca/
#作品展示
#ワークショップ

NPO法人アーツセンターあきた

秋田公立美術大学と取組むアートやまちづくり、社会連携事業の紹介や、秋田公立美術大学卒業生によるNFTアートコレクションの展示販売など。
#活動紹介展示
#作品販売

おもしぇど・かだればぁ&秋田まちとケア協働舎

活動紹介ブース。介護相談や無人図書館、イベントも不定期で開催。
https://sites.google.com/view/omokada/
#展示
#無人図書館
#福祉介護相談

めにあおば

自作イラストの展示。テーマは「布団と私の同居生活」
#作品展示

イラストショップちびすけ堂

あたたかくて優しい、癒し系のオリジナルイラストグッズの販売。
https://www.instagram.com/mont_chibisukedo/
#展示販売


※都合により参加が中止になる場合があります。また、出店日時は各参加者により異なります。詳しくはお問合せください。

2025年1月に開催した「あきた まちのえき」

ヒトハコに溢れる濃密な世界

会場内インフォメーションコーナーに箱型ブースを設置。作品展示から雑貨などのハンドメイド品、手作り小冊子(ZINE)の販売、ハーブティーやチャイセットの販売など、多彩な30組のクリエイターが参加し、濃密で個性的な個人商店やギャラリーを展開します。

出店者一覧


trunk(ZINE)、シルフォ(ZINE)、悪役令嬢と生存戦略(ZINE)、trunk chai(チャイキット)、ケルベロスセオリー(ZINE)、ハゼのトテ馬車(ZINE)、cammy(アクセサリー)、ハーブティーFlat(ハーブティー)、ハンドメイドFREED(がまぐちバッグ)、Metamorphose Princess(アクセサリー)、ときめきっずLabo (アクセサリー)、秋田de読書(ZINE)、happy&eco&smile(布小物)、Keroco(レースアクセサリー)、たいら箱店(アクセサリー)、モノヅクリRAKU(アクセサリー)、株式会社 村上商店(作品展示)、mochirocco(編み物)、くらしのこもの(アクセサリー)、とらべる(アクセサリー)、日々の線の記録(小物作品)、小物屋かぬ(アクセサリー)、おみくじとてがみのおみせ ひがし堂 (おみくじとてがみ)、幸呼こうこ(アクセサリー)、Miku Self Wedding(ZINE)、studio KURIKINTON(カードやステッカー)、MONJO(刺繍小物)、手芸店はぐるまや(小物作品)、そうたろう(折り紙展示)他

見どころ1 こどもたちの創造力・想像力を育み発揮する

「あきた まちのえき 夏」には、こどもたちが手を動かして創作する場・プログラムが登場します。監修は美術家の藤浩志。

■ いらなくなったおもちゃの交換プログラム「かえっこ」を定期開催

「かえっこ」は世界共有の子ども通貨「かえるポイント」を使って、子どもたちがいらなくなったおもちゃを交換するイベントです。国内のみならず、海外でも開催され、会場は子どもたちで大いにもりあがります。かえっこのは「子ども」と「子どもの心を持った人」なら、誰でも参加可能。
※遊ばなくなったおもちゃをかえるポイントに交換したり、そのポイントでおもちゃを持って帰ったりすることができます。
※おもちゃを持っていなくても、掃除などの活動に参加することでポイントをもらうことができます。

● 開催日時:毎週金・土・日・祝 14:00~17:00
● 参加無料

■ オブジェやアクセサリーづくりができる工作スペースを常設

秋田市文化創造館で人気の工作コーナー「ソウゾウカンラボ」とかえっこ発案者の美術家・藤浩志を中心とした「かえるラボ」がコラボレーションし、思いっきり工作できるコーナーに!!つくるために必要な素材やアイデア、道具が揃います。
● 素材:雑紙、布、空き箱、木片など
● 道具:ペン、のり、ボンド、クレヨン、テープ、ハサミ、カッター、ソーイングセット、編み物の道具など
※工作のための道具や素材は元の場所にお戻しください。ゴミはお持ち帰りください。
※当スペースをご利用の際は、保護者の方が責任を持って見守ってくださいますようお願いいたします。

■ パペットづくりとパペットシアター

布やぬいぐるみなどを用いてパペットづくりを体験し、簡易シアターで、即興上演が可能。制作されたパペットの一部は会期後半に「旅のお供」として貸し出します。

※「旅のお供」
● 貸出受付時間:10:00~15:00 (最終返却 は15:30まで)
  館外への持ち出しは土日祝のみ可。貸出は当日限り
● 貸出手続き:「おともクラブ会員」に登録いただきます
● 利用料:無料

見どころ2 会場と駅周辺をつなぐ謎解きチャレンジ

「あきた まちのえき 夏」オリジナルの「謎解き」が登場。会場となるアルス地下1階を含む駅周辺の4箇所に「謎」が散らばります。謎解きチャレンジの制作は、インドアゲームズが担当。

見どころ3 個性豊かな世界がつまった「ヒトハコ」

小さな箱型ブース「ヒトハコ」が登場!出展者の公募には、県内外から26組が集まりました。
箱の内部をギャラリーに見立てた作品展示、雑貨や編み物、ZINEなどのオリジナル商品の販売やハーブティーの無料配布など。会期中、インフォメーションコーナー(運営スタッフブース)でご覧いただけます。

見どころ4 秋田公立美大・東京藝大生による作品展示

秋田公立美術大学の学部、大学院、卒業生有志20名が会場内各所の壁面や隙間を使って作品を展示。会場内での公開制作や来場者の参加型の作品制作も予定。会期中に変化する展示作品をお楽しみください。また、東京藝術大学西原珉研究室の学生も参加します。

● 参加学生: ごしゃ未知、鈴木歩千、ふじた光、丸藤祈琉、藤澤秀一朗、井上愛萌、佐藤ことみ、ブラネン新那サイデ、長谷部和哉、眞壁珠洲子、呂昭遠、鈴木麗、山崎さくら、翅綿、hiyumanity、新屋保護猫いやし処、「映像デザイン基礎演習」「メディアアート導入演習」成果作品(福岡 初、井上菜々実、岩田陽理、齋藤佑華)他
● マネジメント: 柴田蒼朱、二本木千夏(秋田公立美術大学)

Information

あきた まちのえき 夏

● 期間: 2025年7月19日(土)〜8月24日(日)10:00〜18:00
[前半]7月19日(土)〜8月6日(水)[17日間]
[後半]8月9日(土)〜24日(日)[14日間]
※火曜定休(8月4日は開場)
※8月7日(木)・8月9日(金)も開場。一部エリアで展示設営を一般公開で行います。
● 会場: 秋田駅ビル アルス地下1階(秋田市中通7-2-1)
● 主催: 東京藝術大学
● 共催: 秋田ステーションビル株式会社
● 運営: trunk、NPO法人アーツセンターあきた
● 協賛: 秋田プライウッド株式会社
● 協力: 東日本旅客鉄道株式会社 
● 後援: 秋田県、秋田市、秋田公立美術大学、秋田魁新報社、ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、朝日新聞秋田総局、読売新聞秋田支局、毎日新聞秋田支局、秋田経済新聞、CNA秋田ケーブルテレビ

入場無料、一部プログラムの参加等に料金が発生する場合があります
 
https://www.instagram.com/machieki.akita/

Writer この記事を書いた人

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