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映像制作ワークショップ
「からだでアニメーションをうごかそう」

2021.04.09

【こどもアートLab2020レポート③】
こどもたちの感性を育み、自由な発想を引き出す「こどもアートLab」。2020年度の第3回目は、自分でアニメーションをつくって身体で動かす映像制作のワークショップです。みんなどんなアニメをつくったのかな? 参加者の作品を公開!

第3回 こどもアートLab
「からだでアニメーションをうごかそう」開催!

秋田公立美術大学が主催する「こどもアートLab」は、こどもたちの自由な発想を引き出す創造のプラットフォームとして、主に秋田公立美術大学サテライトセンターを会場に2019年度から開催しています。「たくさんの新しい発見と、あふれる発想に出会いたい」という思いから、教員や卒業生、秋田県内外で面白い活動をしている人をLabリーダーに迎え、2020年度も幅広い内容で活動しました。
▼こどもアートLab https://www.coartlab.com/

▼こどもアートLab2020 プレスリリース
▼こどもアートLab2020 関連記事はこちら
レポート① オンラインで一緒に描いて遊んだよ!「どうじにドット オンライン」
レポート② 「NEOびじゅつじゅんびしつ」クリエイティブな冒険で夢にチャレンジ!
レポート③ 映像制作ワークショップ「からだでアニメーションをうごかそう」
レポート④ 「こどもミュージックLab」耳を澄まして、音を探してセッションしよう♪

2020年11月21日(土)におこなった「からだでアニメーションをうごかそう」のLabリーダーは萩原健一さん。秋田公立美術大学ビジュアルアーツ専攻の教員として映像やメディアアートを専門としているほか、小中学生、高校生を対象に視聴覚を扱ったワークショップをおこなっています。

2019年度は自分で採取した音を身体の動きと合わせ、演奏するワークショップを開催。今回もさらに視聴覚をテーマに組み立て、こどもたちと映像をつくりました!

▼「からだでアニメーションをうごかそう」記録映像はこちら

映像はどうやってつくられているのかな?

「からだでアニメーションをうごかそう」では、こどもたちにとって身近な存在である“映像”をつくりました。テレビやYouTube、ゲームなどで映像に触れることの多いこどもたちですが、それはどうやって生まれ、どうやってつくられているのでしょうか。ワークショップの始まりです!

Labリーダーの萩原健一さん

まずは自分のこと、好きなアニメのことなどを話してもらって自己紹介。そこにこどもたちをサポートする秋田公立美術大学の学生も加わります。最初は萩原さんが、映画の誕生以前からの映像装置についてレクチャー。歴史上の映像装置に用いられた動力に触れながら、「映像における運動」に着目しました。

絵が動いて見える映像の原理の根本には、1コマ1コマを連続で表示する間欠運動が存在します。映画誕生以前の視覚玩具を見返してみると、伸縮するゴムやゼンマイ、振り子など様々な動力を工夫してダイナミックに「運動」をつくっていたことがわかりますね!

いつも見ているアニメーションにはどういう意味があるの?

映像のつくり始めのころの工夫を知ることで、映像の原理を学びます

4コマの“うごき”をつくってみよう!

会場にはテーブルとライト、そして映像を映し出すモニターを設置。折り紙やテープ、マジックなどもあります。これから何が始まるのか、こどもたちはそわそわ、わくわく…。それを見守る学生たちも緊張気味です。

今回、小学生向けに企画した「からだでアニメーションをうごかそう」では、アニメーションを即興的に制作するソフトを新たに開発しました。Labリーダーの萩原さんが林文洲さん(秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科)と共同で開発した即興アニメ制作装置[4koma]を活用します。

この撮影ソフトは、テーブルに設置したカメラがテーブルの上を4分割に切り出すというもの。時計回りに進む4コマの撮影に合わせて、リアルタイムで素材を配置し、即興的に“うごき”をつくっていきます。萩原さんや林さん、学生たちのサポートで、こどもたちも少しずつ触っていきました。

撮影するカメラの下に素材を配置。カメラはテーブルの上を4分割に切り出していきます

初めての体験ながら、こどもたちには4フレームという限定されたコマ数を効果的に活用する観察力と素材選びが求められました。画用紙を切ったり、描いたり、テープやモールを使ったり…。4コマで小さなストーリーがそれぞれ出来上がっていきます。みんな、どんなアニメーションをつくったのかな?

テーブルの上にハサミが4本…

どんな“うごき”をつくるのかな?

▼こんな映像が完成しました!