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秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT 2020年度展覧会企画募集!

秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT(ビヨンポイント)は、新たな芸術領域の創造を試みる実験的な展覧会企画を募集しています。募集は2020年2月12日(水)締め切り。展覧会のアイデア、お待ちしています!

アーツセンターあきた

秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT(ビヨンポイント)は、大学が運営するギャラリーとして、実験的な展覧会やプロジェクトの企画を進めるとともに、より芸術に親しむ機会としてエデュケーション・プログラムを実践しています。

2回目となる本公募でも、ギャラリーの特性を捉えた、新たな芸術領域の創造を試みる実験的な展覧会企画を募集します。

■BIYONG POINTについてはこちら

応募について

<応募条件>
○本ギャラリーを会場及び起点として行う取り組みであれば、ジャンルは問いません。
○採用された際には、責任を持って提案内容を遂行すること。
○会期中に、トークイベントやワークショップ・パフォーマンスなど、展覧会を説明する関連企画を行うこと。
○書類審査を通過した際には、3月22日(日)〜25日(水)(いずれかの日程)に実施するプレゼン審査会に参加すること(秋田公立美術大学にて開催予定。※旅費・交通費は自己負担)。

<応募資格>
○個人またはグループ
○年齢・国籍・居住地は問いません(但し、NPO法人アーツセンターあきたとの連絡が円滑にとれること)

<展覧会実施期間> ※下記より希望を選択して計画
①2020年8月〜11月
②2021年2月〜5月

<提出書類>
・応募用紙(様式)
・企画書(様式自由 ※A4用紙3枚以内)
・予算書(様式自由)
◉上記の書類をメールもしくは郵送にて下記のお問い合わせ先までお送りください。持参する場合は、NPO法人アーツセンターあきたへ直接お持ちください。
◉2020年2月12日(水)18:00まで(郵送の場合は、当日消印有効)

【支援内容】
○作品制作費・イベント運営費・運搬費・交通費・広報費等に該当する一部補助費を支給(支給額は提出された予算書に基づき決定)。
○審査員/アドバイザーによる企画実施に向けたアドバイス
○NPO法人アーツセンターあきたのコーディネーターによる展覧会実施から撤収までのサポート
○広報協力(WEBへの情報掲載、プレスリリース作成・配信等)
○秋田公立美術大学の一部施設の利用
(「アトリエももさだ」や「アラヤイチノ・アラヤニノ・あらやさん(大学周辺の空き家)」について、レジデンスや制作スペースとして利用可能です。但し、授業等での使用が優先されます。)
参考URL https://www.akibi.ac.jp/campus/map

審査について

<採用件数>
1〜2件 ※審査の上、採用なしの場合もあり。

<スケジュール>
1次書類審査結果発表:2月下旬 ※応募者全員にメールにて通知
プレゼン審査会    :3月22日(日)〜25日(水)(いずれかの日程で開催)
採択通知書の送付      :3月末 ※通知後に事務局と協議の上、4月末までに補助費支給額と実施内容を確定
結果公表       :4月末 ※公式WEBにて公開予定

<審査基準>
○テーマ性   テーマの着眼点や動機付けが、これまでにない発想や探究心をそそるものになっているか
○チャレンジ性 実験的で且つ研究的要素が含まれているか
○場所性    BIYONG POINTの立地やコンセプトに沿った視点でテーマ設定がされているか
○展開の可能性 展覧会企画にとどまらず、今後の展開や拡がり、継続性が期待できるか

【留意事項】
・本公募で応募のあった提案内容を、採用の有無に関わらず、WEB等で公開する場合があります。
(公開の際は事前確認いたします)。
・展覧会開催の際のクレジットは、主催:秋田公立美術大学・NPO法人アーツセンターあきた、協力:CNA秋田ケーブルテレビ、企画:企画者・団体とします(他の助成や協賛の併用も可)。
・展覧会の記録(写真・映像・音声記録等)は、秋田公立美術大学及びNPO法人アーツセンターあきたが広報のために使用することがあります。

【ギャラリー使用にあたっての注意事項】
・利用可能時間帯 9:00〜18:00
・壁・天井へのビス打ちは可。但し、撤収時に原状復帰をおこなう事が条件。
・監視員の常駐はなし。併設する秋田ケーブルテレビのスタッフが開場と閉場を行います。
・CNAの受付スタッフに日々のメンテナンスを依頼する事は可(例:モニターのON OFF等)。
[所在地]〒010-0976 秋田市八橋南1丁目1-3 CNA秋田ケーブルテレビ内

【審査員/アドバイザー】
服部浩之(キュレーター、秋田公立美術大学大学院准教授)[審査員長]
岩井成昭(美術家、秋田公立美術大学教授)
瀬沼健太郎(ガラス工芸家、秋田公立美術大学准教授)
石山友美(映画監督、秋田公立美術大学助教)

応募要項ダウンロード(PDF)
■応募用紙ダウンロード(word/PDF

【お問い合わせ・書類送付先】
NPO法人アーツセンターあきた(担当:岩根・石山)
※平日9:00〜18:00 /土日祝及び年末年始(12/28〜1/5)は休業日となります。
〒010-1632 秋田市新屋大川町12-3 秋田公立美術大学アトリエももさだ
TEL:018-888-8137 FAX:018-888-8147
E-mail:bp@artscenter-akita.jp
WEB:https://www.artscenter-akita.jp

■よくあるご質問
過年度採択企画

■秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT(ビヨンポイント)について

本ギャラリーは、CNA秋田ケーブルテレビと秋田公立美術大学が協働で運営するホワイトキューブギャラリーです。秋田ケーブルテレビ社屋内のロビーに併設する形で2014年に設置され、オープン以来、秋田公立美術大学の研究・教育成果を県内外に向けて発信する拠点として、教員・助手や、招聘作家による個展を開催してきました。2018年からは、ギャラリー運営を同大学の社会連携を担うNPO法人アーツセンターあきたが担当し、新たに実験的な展覧会やプロジェクトの企画を進めるとともに、より芸術に親しむ機会としてエデュケーション・プログラムを実践しています。

1.「現代芸術」の発信と共有
秋田公立美術大学の持つリソースを活用・公開し、展示・パフォーマンス等の表現にとらわれない現代芸術を、秋田の地から県内外に発信し共有します。

2.「複合芸術(Transdisciplinary)」の実践
工芸と美術などの既存の枠組みを跨ぎ、新たな芸術領域の創造を試みる実験的なプロジェクトに取り組みます。

3. 人材育成の「プラットフォーム」
制作者に限らず、マネジメント、鑑賞者など、芸術に関わる全ての人の知見を広げるプログラム作りを行います。展覧会が作られるプロセスを透明化、公開するとともに、キュレーション、インストール、ディスプレイ、広報を担うチームを編成することで、作品制作と表裏一体であるマネジメント力を育成・強化します。また、エデュケーション・プログラムを企画・実施し、鑑賞者と制作者の相互理解を深めます。

BIYONG POINTは、これらの取り組みを実践し、批評を重ねることで、「新しい芸術領域の創造に挑戦する」秋田公立美術大学のギャラリーとして、芸術のもつ可能性と公共性を探求します。

BIYONG POINT会場図面

展示風景①(大関智子個展「山なみと恐れのむこうに」より) 撮影:草彅裕
展示風景②(「『応答』〜SUMMER STATEMENT 2018 報告とその後〜」より) 撮影:?方大
展示風景③(「触覚の地平」井本真紀 より) 撮影:山本崇弘
展示風景④(磯崎未菜「singing forever 高砂」より) 撮影:萩原健一

■過年度採択企画

佐藤朋子「MINE EXPOSURES / 鉱山の露光」
企画者:佐藤朋子
会 期:2019年8月30日〜11月4日

■「MINE EXPOSURES / 鉱山の露光」についてはこちら

撮影:萩原健一

「アウト・オブ・民藝|秋田雪橇編 タウトと勝平」
企画者:軸原ヨウスケ、中村裕太、宇野澤昌樹
会 期:2020年1月18日〜5月10日

■「アウト・オブ・民藝|秋田雪橇編 タウトと勝平」についてはこちら

「BIYONG POINT展覧会企画募集」に関する よくあるご質問

全体
Q.展覧会開催後に報告書等の提出書類は必要ですか?
A.特に必要ありません。

Q.公開プレゼン審査会(3/22-25のいずれか)は、グループの場合も全員が出席する必要がありますか?
A.代表者1名がプレゼン者としてご参加ください。企画内容の説明及び質問に対する応答ができる方であれば、代理でも可能です。
但し、極力企画者・代表者がプレゼンするように調整お願いします。

Q.同じグループで複数案出すことは可能でしょうか?
A.可能です。但し、1枚の応募用紙につき1つの企画をご記入ください。

企画内容について
Q.他会場との同時開催は可能ですか?
A.可能です。
但し、BIYONG POINTギャラリーが起点となっていることが望ましいです。

Q.採択通知後に提案内容から変更を加える事は可能ですか?
A.テーマやコンセプトに相違なければ内容の変更は可能です。
採用後、提案頂いた企画書内容から事務局及びアドバイザーと共に、実施内容のブラッシュアップや提案を加える場合がございます。

Q.企画内容が実施できなかった場合はどうなりますか?
A.原則として事務局が実施に向けてサポートいたします。
予定していた関連イベントの開催がなくなった等、実施内容に変更があった場合は、変更届を提出しそれにかかる補助費は返金・もしくは支給いたしません。

Q.採択通知後に希望会期を変更する事は可能ですか?
A.原則として申告の希望会期内で実施して頂きますが、設営や撤収の関係で1週間前後の調整は可能です。
正式な会期は、採択通知後に事務局と協議の上決定します。

Q.会期中の展示内容の変更は可能ですか?
A.可能です。但し、事前に事務局の確認を受けて実施してください。

Q.入場料等の徴収は可能ですか?
A.展覧会の入場料は無料に限ります。
作品の販売・イベント時の参加費等を徴収する事は可能です。但し、料金銭及び商品のやり取りは企画者で管理・運営をお願いします。

補助費について
Q.補助費はいくらぐらいの想定ですか?
A.補助費の支給額は、提出された予算書・企画書をもとに、採択通知後事務局と企画者で協議の上決定します。

Q.実施後に領収書等の提出は必要ですか?
A.実施後に領収書を提出する必要はありません。

Q.他の助成金や協賛金との併用は可能ですか?
A.可能です。

Q.補助費は事前に支給可能ですか?
A.事前支給を希望の場合は、補助費支給額の3分の2を目安に支給可能です。残額は展覧会の実施・撤収完了後に支給いたします。
最終的な支給額や前払い金額に関しては、採用後の契約内容で決定します。

施設・設備について
Q.ギャラリー内や設備を事前に見学する事は可能ですか?
A.可能です。事務局(NPO法人アーツセンターあきた)まで、事前にお問い合わせの上、ご相談ください。

Q.ギャラリー内はどこまで造作が可能ですか?
A.原状復帰できれば造作は自由です。
但し、一部配線の関係で50mm以上のビス打ちNGの箇所がありますので、設営前に事務局にご確認ください。

Q.展示作品及び什器のサイズ等の規定はありますか?
A.ギャラリー内に収まるサイズであれば特に指定はありません。また、ギャラリー入口から搬入できないサイズのものは設置できません。ギャラリー内での組み立ては可能です。

Q.企画内容に関する禁止事項や制限はありますか?
A.火気、臭気の強いもの、生き物の使用は厳禁とします。
また、来場者に危害を加える恐れのあるもの、法令及び公序良俗に反すると判断される企画は実施できません。
その他CNA秋田ケーブルテレビの営業の妨げになるような展示内容はご遠慮ください。

Q.ギャラリーの利用時間(9:00〜18:00)外の利用は可能ですか?
A.事務局と協議の上、必要に応じて最大21:00まで作業可能です。
※例)設営作業、平日夜のトークイベント等

Q.制作場所や安く泊まれる宿の斡旋等はありますか?
A.制作場所として、秋田公立美術大学内「アトリエももさだ」をご利用いただけます(利用時間:平日9時〜17時)。但し、授業等での利用を優先とさせていただきます。
また希望者には、秋田公立美術大学が管理する空き家を活用したレジデンス施設を無償でご提供いたします(台所、風呂、トイレ完備。風呂・トイレは男女共用)。期間によっては、他の利用者と共用になりますので、予めご了承ください。

(2019.12.24プレスリリース)

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