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Network ニッポン画家

山本太郎 Taro Yamamoto

1974年熊本生まれ。2000年京都造形芸術大学卒業。
大学在学中の1999年に、寺社仏閣とファーストフード店が至近距離で混在する京都にインスピレーションを受け、伝統と現代、異質な文化が同居する「ニッポン画」を提唱。日本の古典と現代の風俗が融合した絵画を描き始める。
ニッポン画は3つの柱で表される。それは「日本の今の状況を端的に表すこと」、「古典絵画の技法を使うこと」、「諧謔(かいぎゃく)をもって描くということ」。近年は企業等と積極的にコミッションワークを行いキャラクターを使用した作品も多数制作している。その作風は現代の琳派とも評される。
秋田公立美術大学准教授と京都芸術大学准教授を経て現在は京都美術工芸大学特任教授。
2015年京都市芸術賞新人賞、京都府文化賞奨励賞受賞。


主な展覧会
2007年 VOCAにおいて大賞となるVOCA賞を受賞 上野の森美術館(東京)
2011年「ZIPANGU」-31人の気鋭作家が切り拓く現代日本のアートシーン。
    日本橋髙島屋(東京)、大阪髙島屋(大阪)、京都髙島屋(京都)
2012年「Kamisaka Sekka: Dawn of modern Japanese design」
    ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア/シドニー)
    「KAMIKOANI PROJECT AKITA 2012」上小阿仁村(秋田)
    ※以降形を変えて2017年まで上小阿仁村でのプロジェクトに参加
    「ネオ・クラッシック!カクノダテ」 角館 安藤醸造元本店蔵座敷(秋田)
    ※以降形を変えて2014年まで角館でのプロジェクトに参加
2013年「The Audacious Eye” -Japanese Art from the Clark Collections-」ミネアポリス美術館(アメリカ)
    「ジパング展 −沸騰する日本の現代アート」
    高崎市美術館(群馬)、八戸市美術館(青森)、秋田県立近代美術館(秋田)
2015年「琳派四百年 古今展—細見コレクションと京の現代美術作家」細見美術館(京都)
    「琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」美術館「えき」KYOTO(京都)
    京都府文化賞奨励賞受賞
2016年「IMAYŌ今様: JAPAN’S NEW TRADITIONISTS」ハワイ大学アートギャラリー/ホノルル美術館(ハワイ)
    「異界をひらく ―百鬼夜行と現代アート ―」秋田県立美術館(秋田)
2017年「島田美術館開館40周年記念展覧会 おもかげものがたり 山本太郎作品と館蔵品と」島田美術館(熊本)
    「#アケオメリクリ 山本太郎の紅白の部屋」 BIYONG POINT(秋田)
2019年「山本太郎 個展 「太郎冠者と太郎画家 茂山千之丞襲名披露記念|装束披露」
    イムラアートギャラリー(京都)
2019年「日本の美 美術×デザイン 琳派、浮世絵版画から現代へ」富山県美術館(富山)
2020年「リニューアル・オープン記念展Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」サントリー美術館(東京)
2021年 ニッポン画×浮世絵プロジェクト 京都芸術大学芸術館 秋季特別展「推し世絵」京都芸術大学(京都)
2022年「たろうつなぎプロジェクト成果展 たろうとニッポン画わたし話」つなぎ美術館(熊本)
2023年「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画」ポーラ美術館(神奈川)